もちろんですが初心者がプログラマーになることは可能です。しかしプログラミングの勉強の挫折率は90%と言われているのも事実。
今回はどうすれば90%と言われている高い挫折率を潜り抜けて初心者がプログラマーになれるかを考えてみました。
よくある失敗を知ろう
初心者がプログラマーを目指した時に、ありがちな失敗例は先に知っておくべきです。以下の記事にて詳しく書いています。
要約すると難易度が低めの中で、自分が作りたいと思えるもの、かつ世の中的にも需要がある言語を選んで勉強を始めようって感じです。
ありがちなのはいきなり完璧な理想を追い求めての挫折です。初心者であるなら素直に難易度の低いところから始めるべき。
私が思う最短ルート
上の三つの失敗が避けられれば何でもいいんですが、私が思う最短パターンを紹介させていただきますね。
やはり一番難易度が低くて最初におすすめなのはweb系だと思います。かつRubyよりはPHPの方が現状求人は多い印象なのでとりあえずPHPから始めてみます。
一番難易度が低いとはいえプログラミングである以上、全然簡単ではないです。気合を入れて勉強しなければいけないのはもちろん。
PHPの求人はおそらく探せばたくさん出てくるはずです。ただしさすがに地方ではweb系の求人自体が少ないかもしれません。
各都道府県の政令都市くらいのレベルであれば問題なくweb関連の求人はあるのではないかと思います。
東京近郊の方は東京へ出るという選択も有りだと思います。やはりIT関連の仕事は都心に一番多いですからね。私も最初は東京でデビューしましたが、今は地元の都市でお仕事させていただいてます。
仕事にさえついてしまえば後は頑張ってついていけばOKです。
何をやればいいか?
プログラマーとして就職して仕事をするのがゴールとします。採用を勝ち取るにはその職場にとって有益な人物になることです。
経験者であれば経験を生かしてその職場に貢献できることが強みになります。では未経験の初心者は何をアピールするべきでしょうか?
私は業界経験の有無はさておき、何を作ってきたかの実績が大事だと思っています。個人でも素晴らしいwebサイトを作成している方はいます。
実際、使っている技術なんてほとんど変わらないことも多いです。なのでとにかく実績を作ることですね。
何を作ればいいか?
最初は難しく考えず何か作ってみたいなと思うものでOKです。どのみち最初から人に見せれるレベルのものは作れません。
いくつか作って要領をつかんだら、できれば本気で人気が出るようなwebサービスを作ってみることをおすすめします。
プログラマーって言われたものだけを作っていくスタンスの人が多く、何か自分でアイディアを出して作ろうっていう人の方が好印象だと思います。
そこで実際に自分でアイディア出しから作成までをこなしていることをアピールできればかなり強いです。
最悪、そのwebサービスに人気がもし出ればそっちで広告収入などを得てもいいですしね。就職時のアピールにもなり、もし人気が出れば収益源にもなる。効率が良いです。
最初の一歩
何をやればいいか、何を作ればいいかはわかったけど、そもそも最初の一歩として何から始めたらいいかわからないんだけど、という方も多いと思います。
答えは簡単です。
これだけです。3000円位のお金を出せないというのであればプログラマーの道は諦めた方がいいかもしれません。
でも朗報です、ある程度スキルが身についたら本を買うという出費は少なくなっていきます。本が出るころには既に遅く、ネットで調べた方が鮮度も良く、よりディープな問題も解決できるからです。
なので最初の何から始めればいいかわからない状態の時だけは、評価の良さげな入門書を一冊やって体系的に一通り学ぶのが最高率です。
まとめ
初心者がプログラマーになれるのか?というお話でしたが、書いてきた通りもちろん可能です。
しかし残念ながら100人が挑戦すれば半分の50人はまず間違いなく挫折、残りの50人でも就職が成功するまで頑張れる人は10人いれば良いほうかもしれません。
それだけ険しい道ではあります。なので実際に何かを作ってみてそれが楽しいと感じない場合は適性がないかもしれません。
別にプログラマーとしての適性がないことなんて人生のにおいて何の問題もありませんし、別の道を進んでいけばOKです。
もし何かを作ってみて、それが楽しいと思えたなら、是非とも諦めずに最後まで頑張ってみてほしいと思います。