一番稼げるプログラミング言語はどれだ【高年収・高需要】

money プログラミング
どうせプログラムを勉強するなら一番稼ぎやすい言語を勉強したいなぁ
そんな欲望を叶えたい方向け。

本音で稼げる言語をお伝えします

稼げる言語…それはすべての言語です!

…はい、ごめんなさい。でも真実です、説明していきますね。

高年収を調べてみると

プログラマーの年収を紹介しているサイトはいろいろあるのですが、集計方法が違うので結果はバラバラです。

あるサイトではGo言語が1位で600万、別のサイトではScalaが1位で626万。

で、一番稼げるプログラミング言語って何?
ぶっちゃけます、どれでもそう変わらないです。

言語にこだわらずそれぞれの集計サイトの下限と上限を見てみますね。

  • Go言語を1位としているサイトでは最低がCの525万~最高がGo言語の600万
  • Scalaが1位のサイトでは最低がPHPの522万~最高がScalaの626万

要はどの言語選んでも500~600万くらいは目指せます、年収から言語を選ぶのはハッキリ言って無駄です。

あと1位のGoとScalaの求人っておそらくマイナーです、少なくとも私の周りではその二つだけをメイン言語に仕事をしている人はいません。

地方都市の場合

あと上記の数字はおそらく東京を主体とした調査なような気がします。

地方都市で500~600万いくとしたら結構上位層なので、地方でも同じくらい稼げると期待しない方がいいです。

地方だと100万落ちて400~500万くらいの層が多数を占めるかなと思います。

高需要という視点で見てみる

高需要=求人数が多い=仕事があるから稼げるという判断でみていきます。というわけで各言語の求人数を調査した記事を見てみました。

  1. Java:約23000万件
  2. PHP:約15000万件
  3. C#:約10000万件
  4. Ruby:約7000万件
  5. Python:約6500万件
概ね合っていると思います。ただJavaはwebアプリからスマホアプリ、はたまたPCアプリや汎用系等多種多様なところで利用される言語の為、これをやりたいというやりたいことと同じ職種に絞るともっと少ないはずです。

例えばJavaでAndroidアプリを作りたいと思ってJava言語の募集に応募したらパソコン向けのツールの開発をやらされりしたらちょっと萎えますよね。

しっかり募集内容を読めばそこを間違えて応募することはないとは思いますが念のため。

金額を大きく稼げるから年収ランキングを見るという方法は上記の通りおすすめしませんが、需要=求人数が多いから仕事に就いて稼げるという視点は有りだと思います。

もう一つの需要

企業に就職する、企業に求められる需要のほかに、クラウドソーシングでネット上で求められる需要というものがあります。

例えば小さな歯医者のホームページを作ってください5~10万円といった具合です。

企業に数ページのホームページ作成を依頼すると最低でも数十万円必要になったりと高額なのでフリーランスに頼む層も多いのです。

クラウドソーシングではweb系の言語が強いです、PHPやRubyができると幅が広がるでしょう。

クラウドソーシングにおける仕事の取り方

ランサーズというサイトが有名です。そこに登録をして募集中の仕事に応募、選ばれればめでたく受注といった具合です。

昔に比べて本当に仕事がしやすくなったと感じます。

それらで仕事が取れれば基本は在宅で勤務できるのも魅力ですよね、いわゆるノマドワーカーを目指すのも楽しそうです。

クラウドソーシングだけで食べていける?

もちろん不可能ではないのですが、いきなり仕事を辞めてクラウドソーシングで仕事を受けるフリーランスのエンジニアになるのはおすすめしません。

もしあなたが会社員であれば土日の休日でそれらの案件を副業でこなしていくことに挑戦してみるのがいいです。

もしくはプログラマーとしての就職活動に失敗して仕事がない…こんな時にクラウドソーシングを活用してとにかく仕事を請け負ってみるというのは良い選択だと思います。

稼げる言語を学んでも無駄な意味

handsup
年収は高いのか?需要はあるのか?という視点でプログラミング言語を見てきました。

繰り返しになりますが「稼げるからこの言語をやろう」と選ぶのは無駄です。なぜなら稼いでいる人と同じことを同じようにできる保証がどこにもないからです。

一方で需要の高い言語を選ぶのは良い方法だと思います、稼げる金額は人並みでも求人数が多いってのは魅力です。

需要の少ない言語を選んで失敗しないようにするには前回書いた絶対に失敗しないプログラミング言語の選び方【3つの失敗を避ける】も参考にしてみてください。

やりたいことがあるなら

例えばスマホアプリを作りたい!という熱が強いのであれば上記のような求人数を参考にしてしまうと求人数は少ないということになります。

iOSではSwift、AndroidではKotolinなので求人数ランキング上位にはいません。

じゃあ仕事がないのかというと全然そんなことはなくて、アプリ開発エンジニアは色々な会社で不足している状況です。

やりたいことがあって求人もあるなら迷わずその言語で進みましょう。

実は一つの言語をある程度まで習得すれば次の言語の習得コストは下がるので最悪言語選びは失敗したっていいんです。

プログラミングの基本スキルは継承したままで何度でもやり直し可能です、ご心配なく。

プログラミングで稼ぐ必要ある?

もしあなたがプログラミングをやると稼げるらしいからやってみたい!というくらいの動機であれば多分プログラミングの勉強を始めても早めに挫折してしまうと思います。

大事なことですがプログラミングなんてできるだけでは稼げません、そして仮に今年収の高い言語の仕事についたとしても5年後にはその言語はオワコンになる可能性も十分あります。

稼ぎたい!という動機なのであればプログラミング以外にも目を向けてみるべきです。

プログラミングを勉強するだけで稼ぐ方法

とはいえプログラミングの勉強は個人的にはおすすめです。なのでどうせ勉強するならその過程でお金も稼げるように工夫してみてはいかがでしょうか?

具体的には勉強した内容(体験)をブログ記事として公開し、同じようにこれから勉強する人の役に立つように積み上げていきます。

で、基本的にはアドセンスを貼ることから始めるといいと思います。分野にもよるんですが日に300-500アクセス集めれば月3000円~5000円くらいにはなります。

もし勉強に本を使ったのならamazonなどのアフィリエイトリンクを設置してもOKです。

スキルが身につく

自分の勉強内容をシェアするブログを作ると実は稼げるスキルが身につきます。

レンタルサーバーを借り、wordpresssを設置し、デザインを整え、記事を書いて公開する。

そして記事のタイトルをつける際にはアクセスアップにつながるようにタイトルを考える。

これってほとんどのサイト運営で基本として利用できる技術です。

さらに読者の役に立つように記事をまとめて書いていればライティングの能力まで上がっちゃいます。

まとめ

  • 稼げる言語なんて意味ないからやりたいことが実現できる言語を選べばOK
  • 求人=需要があるかを参考程度に調査しておくのは大事