【悲報】ITの初心者が勉強方法を調べているうちは絶対に成功しません

failure プログラミング
今は初心者だけど、IT業界に入りたい。その為にIT初心者向けの勉強方法を調べよう
あなたがもしIT初心者というキーワードで検索を行い、IT初心者向けの学習方法を調べているうちはIT業界に入るという目標を成功させることは難しいでしょう。

初心者が失敗する3つ理由

以下のような失敗要因が考えられます。

  1. ざっくり「IT業界」を目指している
  2. 「とりあえずプログラミング」で何となく始めてしまう
  3. やりたいことが定まっていない

順に解説させていただきます。

1.ざっくり「IT業界」を目指している

まず「IT業界」という言葉がくせものです。なんとなくパソコンを使ってプログラミングをするのがIT業界なんでしょって感じで実際に詳しく理解しないまま進めようとはしていないでしょうか。

みなさんお馴染みのwebやアプリなどの開発ももちろんIT系、企業が使うような会計ソフトや給与計算を開発するのもIT系です。

もっと言えば炊飯器や冷蔵庫などの家電、車両に取り付ける電子パーツ、おもちゃなどに組み込まれるコンピューターもIT系です。

IT業界と言ってもやっていることが千差万別で、とりあえずIT業界に入ってみたはいいものの、やりたいこととは全く違ったなんてことにもなりかねないわけです。

勉強方法を絞り込めない

上記のようにどの分野を目指すのかを決めずに「IT」という大きなワードだけで勉強方法を探してしまうと全く見当違いの勉強方法にたどり着きます。

webを開発したい人がC言語を学んでもC言語でwebを開発することはありませんし、iOSアプリを作りたい人がPHPを学んでもPHPでiOSアプリを開発することはありません。

なのでまずはざっくりとIT業界を目指すのをやめ、「IT業界に入る」為の勉強方法を探すのはやめましょう。

どの職種を選べばいいかは以下の記事を参考にしてみてください。もちろんこれで全てではありませんし、やりたいことが他に明確である方はそれを目指せばOKです。

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IT業界を目指すなら知っておきたい職種5選【あなたが目指すのは?】

2019年8月17日

2.「とりあえずプログラミング」で何となく始めてしまう

IT業界に入るには絶対にプログラミングが必須だと思っていませんか?それはできないよりできる方がいいですが、みんながみんなプログラミングができるわけではありません。

プログラミングがかなり好き嫌い・合う合わないがハッキリと出る分野だと思います。私は好きな方ですが、嫌いになる人の気持ちもわかります。

なのでIT業界に入る方法を調べていたらとりあえずプログラミングを学んでおけと書いてあったからという理由でプログラミングの学習を始めると挫折率は高いでしょう。

何でもひとまずやってみる姿勢は大事ですが、最初でつまずくとやっぱり無理だと諦めてしまうことになりかねないので勿体ないです。

プログラミング以外でIT業界を目指す方法

代表的なのはwebデザイナーではないでしょうか。もちろん知識として知っておく程度は必要になってくるかもしれませんが、プログラミングができる必要はありません。

また出来上がったデザインをHTMLとCSSでマークアップするHTMLコーダー・マークアップエンジニアという職種もあります。

こちらはプログラミングというよりは、出来上がったデザインをwebサイトとして見られる形に記述して組み上げるといった感じです。

何か特別難しいプログラミングの処理を書く必要はありません。

3.やりたいことが定まっていない

今までの二つの理由にも共通して言えることですが、ハッキリとコレをやりたいという分野が決まらなければ本来は勉強も始められません。

その下調べを行わずにIT業界に入る為の学習方法を調べているといつまでたってもゴールにたどり着けませんというお話でした。

じゃあどうすればいいのかというお話ですが、やはり普段自分が使っていて馴染みのあるものを作ることを目指すのが良いと思います。

ツイッターやfacebookなどのwebサービスが好きな人あればweb系、ソシャゲを作りたいという人はアプリエンジニアなどです。

ジャンルによって難易度は違う

基本的には自分が普段好きで使っているものを作る分野への挑戦でいいとは思うのですが、それぞれジャンルによって難易度が違います。

私の認識では一番難易度が低いのがweb系、一番難易度が高いのはゲーム系です。言語で言えば一番難易度が低いのがPHP、一番難易度が高いのはC系のものといった認識です。

例えば現役のweb系のエンジニアが、アプリの開発を行っても全くうまくいかないということもあるくらいです。

一方でアプリのエンジニアがweb系の開発をするのは、色々web特有のものはあるにしろ難しくなくこなしている印象です。

入りやすいところを選ぶ

やりたいことを決めてそれに使って突き進むという視点からはそれますが、最初は一番難易度の低いwebから入ってみるというのも良いと思います。

アプリ系ではオブジェクト指向というものの理解が必須になるので、web系だけやっていてもそんなには身につかないかもしれないのですが、その分、理解はしやすいと思います。

もちろんweb系でオブジェクト指向を使わないということでないのであしからず。

プログラミングを学ぶにあたって一番失敗しない方法は細かく作って実際に動かして見られるということだと思います。

web系は書いたものが即ブラウザで見られるので楽しく続けやすい分野だと思います。

言語選び

難易度に直結するのが利用する言語なんですが、web計ではPHPやRuby、iOSアプリではswift、Androidアプリではkotlinなど様々です。

もし勉強するならIT業界の初心者向けではなく、プログラミングの初心者向けに基本を学ぶは有りだと思います。

ただプログラムの基本となるとC言語が出てくることが多いんですが、C言語は難しい上に楽しいと感じるものを作る難易度の高い分野です。

もちろん不可能ではないのですが、最初は易しい言語選ぶのが得策かと思います。PHPかRubyあたりがおすすめです。

IT業界に入れなくても

IT業界に入る為に色々と勉強したとしても、実際にIT業界に入れるかどうかはわかりませんよね。

採用試験で失敗してしまうかもしれないし、理想的な求人には出会えないかもしれません。年齢的な制限ある場合もあるでしょう。

webやアプリは個人で開発したものを公開して収益化することも可能です。

もしくはHTMLコーダー・マークアップエンジニアやwebデザイナーといった仕事はクラウドワークスやランサーズといったサイトでクラウドソーシングとして仕事をすることも可能です。

仮に就職に失敗しても生かせるものを学ぶ

もしIT業界への就職に失敗したとしても、それで無駄にならずに個人で稼ぐことが可能な分野を選ぶと勉強がむだになりません。

勉強しながら副業的に仕事をこなしつつ、理想的な求人が出るのを待つなんてことも良いスタイルだと思います。

もし何かの分野で実力や実績を証明できるような人であれば採用試験も有利に進む可能性が高くなります。

個人での活用も可能で、かつそれが就職にも生きる、どちらにも生きる分野といえばやはりweb系かなと思います。

是非無駄のない効率的な学習方法を進めてくださいね。