ITエンジニアの求人の多くはブラックなのか?待遇の良い求人の探し方は?

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昔からプログラマーは3Kな職業と言われ、きついし帰れない辛い職業と言われることがありました。

今らITエンジニアを目指す方の中にはこういった情報を目にして、不安に感じている方も多いと思います。

きついのは本当

プログラマー関連の仕事に初めて着いてから今まで約17年になります。色々な企業にて仕事をしてきましたので、その上での私の見解を書いていきますね。

まずプログラマーがきついのは本当です。これはまだ私がプログラマーになりたての頃の話ですが、帰るのが22時23時は当たり前、場合によっては徹夜になることもしばしばでした。

ただしこのころは客先常駐の企業で働いており、この客先常駐といった就業形態はプログラマーの中でも厳しい環境になりやすい部類です。

精神的に持たなかったため2年ほどでリタイアとなりました。

自社での受託開発企業に転職

ならばと今度は自社内での受託開発を行っている企業に転職しました。まだ20代でしたし、いちおう2年の経験もあったので割と転職はしやすかった印象です。

そこでは前ほどひどい状況ではなく、遅くとも21時くらいには帰れていた感じだったと思います。

ただし受託開発なので基本的に受けるのは営業さんが取ってきた他社の案件です。うまくすり合わせができていないと納期直前で仕様変更が発生したりします。

しかも他社に納品する納期が決まっているので、結局そういう場合は徹夜も何度か行いました。

完全自社開発の企業に転職

上の企業でもそこまで辛くはなかったのですが、もう徹夜するのも嫌だなってことでこんどは完全に自社開発の企業に転職しました。

最初慣れるまでは22時くらいまで仕事をして頑張りましたが、今では定時か遅くても19時には帰れる毎日です。それに、ここに入ってから徹夜したことはありません。

よく客先常駐はきつくて自社開発はホワイトなんて情報を目にしますが、これは基本的には当たってます。

なので労働条件が良いところで働きたいなら最終的には自社開発の企業に就職を目指すのは良い選択だと思います。

いきなり自社開発の企業に入れるか?

とはいえ数ある求人の中で、完全に自社で開発を行っている企業に絞ると求人件数は激減すると思います。

もし未経験からの転職を目指しているのであれば、未経験OKのところを探すとなおのこと求人の件数は減ってきますよね。

なので最初から自社開発の企業だけに絞るのもどうなのかなと思っています。辛いけど頑張って経験を積む時期が2~3年あっても良いのかと。

その上で今度は既に経験済みの社員なわけですから、転職先として選べる企業も増えてきます。さらに条件の良いところへの転職に挑戦してみれば良いと思います。

とはいえ経験の積み方は注意

ITエンジニアやプログラマーといっても本当に多種多様です。サーバーの運営や監視のハードよりのエンジニアとソフトウェアの開発ではまったく違いますし。

プログラマーとしてアプリの開発をしたいのに、サーバーの監視業務を何年続けても、ゼロではありませんがほとんど役には立ちません。

将来的にやりたいことと同じ系統の仕事ができるところを選ぶのは必須だと思います。その上で自社開発ではないので辛い部分もあるかもしれないけど数年頑張ってみるというのは有りかと。

ここを間違えてなんとなくIT業界に入ると取り返しがつかなくなる場合もあるので注意してみてください。

まとめ

色々と書いてきましたが、昨今の傾向としては残業は無くしていこうという傾向の企業が多いと思います。

事前情報がどんなに良くても実際に入ってみてどの仕事につけるかは運みたいな部分もありますし、迷っているなら飛び込んでみる勇気も時には必要かなと思います。

20代であれば割とやり直しもきくので、もし20代のうちであれば色々と挑戦してみるのも良いと思います。

もちろん30代未経験で転職成功させている人もいますし、30代が駄目ということではありませんからね。