プログラマーになるには何から始めればいいのか?

programmer IT業界・転職

プログラマーになりたい!そう思ったら一体何から始めればいいのか?迷う方は多いと思うので、今回はその件について書いていきたいと思います。

まずは何系がやりたいかを定める

IT業界未経験の方にはIT業界やプログラマーというと一律同じようなものだと思われがちですが、同じプログラマーでも何系をやるかによってやる内容は全く違います。

例えばwebアプリを作れてもスマホアプリは作れません。逆も然り(ただしスマホアプリを作れるレベルなら少し学べばwebアプリはすぐ作れるようにはなります)

したがってまずはどんなものを作るプログラマーになりたいかを決めて、そこを目指していくということをしないと習得すべき技術がわかりません。

web系でもアプリ系でもゲーム系でも組み込み系でもAIでもビッグデータの分析でも何でもいいですが、興味のあるところから始めてみましょう。

おすすめの分野は?

個人的にはweb系をおすすめしています。理由はPHPやRubyは習得難易度が他と比べれば易しいこと、実行にコンパイル等必要なくブラウザですぐに確認できることなどですかね。

逆にサイトを公開するためのレンタルサーバーまわりの知識や設定も必要になってくるのでサーバーサイドの知識の習得は大変かなという点もあります。

逆におすすめできないのでいきなりがっつりコンシューマー系のゲームを目指すことかなと、かなり難易度が高いので未経験ではほぼほぼ挫折します。

まずはスマホアプリで簡単なゲームを作るところくらいから始めるのが妥当かなと、それでもスマホアプリでも十分難しいので気合は必要です。

未経験可能な募集の落とし穴を知る

上記のように何系がやりたいかを定めずとりあえず何でもいいから未経験でも可能なIT業界の募集に入る、なんてことをすると陥ってしまう落とし穴があります。

それはマニュアルさえあれば誰でもできるサーバー監視やテストなどプログラミングに関わらない業務に割り当てられ、何のスキルも積めないまま何年も経過してしまうことです。

この状態でもし30代でも迎えてしまった日には、例えばIT関連の仕事をしていたとしてもプログラミング経験0の未経験者と同じなうえに30代です。

そうなってしまえばプログラマーとしてやり直す道はかなり険しい道となってしまいますので、こうならないように細心の注意が必要です。

業務形態による労働環境の過酷さ

一般的に客先常駐・派遣スタイルのプログラマーが一番過酷な労働環境と言われています。200時間・300時間にせまる残業や徹夜といったことは普通にありましたね。

次に受託案件の開発を行うというスタイル、下請け孫請けあたりだと力関係が弱く無理なスケジュールに頷かざるをえないため過酷なスケジュールになるといった形。

一番ホワイトなのは自社開発を行うところですが、自社開発を行っている企業は少なく入社の為には高いスキルが必要な傾向。

これらの中から今の自分のスキルと、今後業務を通して得たいスキルのバランスを見て、今自分が入る職場を選ぶと良いでしょう。最初の職場で死ぬまで働くなんてことはまぁまずないと思います。

やりたいことが定まったら勉強してみる

ざっくりでいいので何系がやりたいかを決めます、次にそれを作るのにどんな言語を学べばいいのかを調べます、学ぶ言語が決まったら勉強を開始しましょう。

自分で言語の勉強もせずにプログラマーに転職するのはほぼ不可能だと思っていいです、なくはないですが未経験なら上記の様にあまりよくない環境に配属される可能性が高いです。

勉強を始めるにはもう一つ意味があります、それはプログラミングに対する適性の有無を把握することです。残念ながらどうしてもプログラミングが合わない人もいます。

仮に未経験で仕事をやめて転職してしまった後にどうしても無理だと思った場合、仕事をやめてしまっては職なしになってしまいます。

おすすめの勉強方法は?

まずは無料でやりたいということであればネット上で動画や実際にコードを書いたりを初級編は無料でできるprogateやドットインストールなどを使えばOKです。

以下の記事はHTMLやCSSをそれらのサイトで学んでみた記事ですが、他にもPHPやRubyなどプログラミング言語系もあるので同じようにできます。

web

【全部無料】HTML&CSSの学習方法(入門編)を試してみた【初心者向】

2019年6月24日

ただしこれらはあくまでもお試し程度の内容です。これで少し興味が持てたならまずは入門書を一冊購入して勉強することをおすすめします。

そのあとは自分でオリジナルのものを作成できるようにネットで調べながら頑張ってみるというところがゴールです。

まとめ

プログラマーになるにはやりたいことを定めてから勉強を始める、というお話でした。

実際に何か作ることができればあとはそれをアピールに転職活動をしていくだけです。

まずはしんどいと思いますが自分で勉強を頑張ってみてください!何か楽しいと感じられる部分があればなお良しです。