IT業界に転職しようとした場合、目指す職種は色々ありますがweb系だとwebエンジニア(プログラマー)になるかwebデザイナーになるかで大きく二つに分かれるかと思います。
どちらを目指すべきか?
まずwebエンジニアとwebデザイナーは全く別物です、必要とされるスキルや適性も違うのでどちらか迷うならどちらも勉強してやってみてどっちが合うか適性を見るといいです。
私のこれまでの経験上、エンジニアの女性率はかなり低いです。下手すれば1割ないかもしれません。なので女性の本質的にエンジニアへの適性は無い場合が多いのかもしれません(もちろん全員ではありませんよ)
逆にwebデザイナーは逆に女性比率が多くなります、男性率はものすごく低いというわけではありませんが3割あるかないかくらいといったところでしょうか。
なので男性であればエンジニア職、女性であればデザイナー職をまず目指して勉強して様子を見てみるというのも一つの指標かと思います。
エンジニアに必要な特性
プログラミングをやっていくわけなのでプログラミングに対する適性が絶対的に必要になってきます。
プログラミングはやって出来ないことはないと思っていますが、確かにどんなに頑張ってもどうしても合わずに挫折していた人たちも多く見ています。
会社に入ってから挫折してしまうと目も当てられないので、事前にプライベートでプログラミングの独学をおこなっていけそうかを肌で感じておくことをおすすめします。
個人的なおすすめはネットで無料で全て何とかしようとするよりも、入門書を一冊通してやってみるです。やはり本は体系的にまとまっていますので。
デザイナーに必要な特性
デザイナーにとって重要なものは引き出しの多さだと思います。加えて最新のトレンド・今どきっぽいデザインを追い続ける探究心。
つまりそういったものに興味があり、情報収集したりしてキャッチアップすることが苦にならない、むしろ興味があるということが重要です。
デザイナーとはいえHTMLコーディングは出来た方がいいのでHTMLとCSSの勉強も必要になってきます。動きをつけるならJavaScriptをイチから書けないまでもライブラリは利用できるくらいの知識も欲しいです。
またデザイナーはそのwebサイトがターゲットとする相手に訴求したいことをうまく伝えるといった人の心を動かすデザインや分かりやすいUIなども作ることが求められますのでそういったことも勉強していく必要があります。
フロントエンドエンジニアという選択
エンジニアほどがっつりプログラミングに関わるでもなく、デザインをイチからというわけでもなく、中間的にフロントエンドエンジニアを目指すというのもあります。
デザイナーが作成したデザインカンプを元にHTMLコーディングするところから始まり、JavaScriptやPHPなどがある程度わかり動きのあるページも実装できる。
これくらいの中間的な立ち位置が好みの人には合っていると思います。が、フロントエンドエンジニアの正社員募集はあまり見かけない気がします。
正社員として働きたいならがっつりとエンジニアかデザイナーの道を極めるのが良いかもしれませんね。逆にフリーランス案件だとフロントエンドエンジニアは強いと思います。
どれを目指すべきか?
正直に言ってしまえばどれでもいいので自分に合うもの、自分のやりたいことをやればOKです。おそらくどれを選んでもweb系であれば間違いはないと思います。
そしてどれを選んでも募集は多いですし、将来的にフリーランスを目指したり独自にサービスを運営したりできる可能性があります。
何が合うかどうかは頭で考えていたって何も解決しませんので、実際に全部自分の手でやってみましょう。それで適性がわかります。
この道でやっていきたいと思えるものがあればそれを深堀して勉強していき、成果物を転職時のアピールに使えば一石二鳥です。