こんなお悩みをお持ちの方向け。
未経験から転職を目指すならこの3パターン
結論、未経験から目指しやすいパターンは以下の3つです。
1.HTML・CSS・JavaScript
一つ目は「HTML・CSS・JavaScript」初心者にとって始めやすいwebアプリ系の開発には必須なのでもしまだ勉強していなければ必須レベルです。
もしデザインセンスを磨けば(絵が描ける必要はありません)これだけでwebデザイナーになることもできます。
そう思った男性の皆様、私の職場では男性:2、女性:3で確かに女性比率の方が高いかもですが男性もしっかりいますのでご安心を。
2.PHP or Ruby
二つ目はこちら。一緒くたに書いてしまったんですが、PHPとRubyは別の言語です。ただ採用される開発案件としてはwebアプリがメインであるということで利用シーンは近いです。
日本ではPHPの方が求人が多く、おそらく習得難易度もPHPの方が優しめです。ただ難易度低めであるが故に他言語では推奨されない使い方ができてしまい批判されることがあります。
難易度は上がってもいいからRubyから始める!というのもいいんですが、求人数はPHPが多いんですよね。
一度お住いの地域の求人情報を調べてみて、PHPの案件とRubyの案件の件数を比べてみてから学ぶ方を決めるといいかもです。
ネット上でクラウドソーシングしたいということであればどっちも大丈夫ですが、wordpress案件が結構あるのでその場合はPHPです。
3.Swift or Kotolin
パズドラやモンストなどのようなソシャゲアプリを作りたい!という方も多いと思うのですが、その場合はiOSがSwift、AndroidがKotolinとなります。
作りたいものがあるというのはすごく良いことなのですが、いきなりゲームを作ろうとするとこれも挫折率90%超えてくると思います。
iOSは審査も厳しく年間費用が99$かかることもあるので、最初に始めるならAndroidのツール系のアプリを作ることを目指すのはいかがでしょうか。
最初はボタンを押したら音が出るだけの試作とかでもいいと思います。とにかく小さく小さく切り分けて挫折を回避しましょう。
他の言語を含む一覧も把握
おすすめが上記の3パターンですが、一応全体像も把握しておきましょう。
ざっくり今現在仕事として使える主な言語は以下の通り。
- HTML・CSS・JavaScript:プログラミング言語というのは少し違うかも。webサイトを作る人向け。デザインの技術を磨けばこれを学べばwebデザイナーへの転職も十分可能
- PHP・Ruby:主にwebアプリの開発向け。ツイッターやクックパッドなどのwebサービスを作ってみたいなら最適
- Python:こちらもweb系開発可能、最近はAI機械学習方面でも注目されています。
- Swift:iOSアプリを開発したいならコレ、ただし初心者がいきなりやるなら根性が必要
- Kotolin:Androidアプリ開発用、同じく初心者の第一歩としてはハードルが高いかも
- C言語系:PC向けのアプリやゲーム開発などに使われる、難易度は最難関、初心者の挫折率はおそらく90%以上
- VisualBasic:現状VB.NETのことを指すかなと思います。こちらも主にPCアプリの開発向け、C言語にくらべれば難易度は優しめ
- Java:web、組み込み、アプリ、ゲームと覚えれば覚えれば汎用性が高い、ただやはり初心者の第一歩には少し習得レベルが高いかも
- Scala:webアプリやandroidアプリでも使えるようです、ただちょっと現場ではまだ見たことないです、すみません
- Go言語:高速処理と並列処理が売り、Linux上で動くものを最近よく見る気がします。インフラ寄りの開発で利用されることが多いようです
言語の勉強方法は?
とっかかりはprogateがいいかも
progateはプログラミングの学習サイトです。一番のメリットは開発環境を自分のPCに整えることなく、ブラウザ上でコードを書いて結果を確認できることです。
開発環境を整える、の時点で挫折してしまう方も多いようなので、そこを飛ばしてまず小さく学んでみることができるのは良いと思います。
中級編以上の勉強をしようと思ったり、すべての機能を使おうとすると月額980円かかってしまうのですが、初級編はほとんど無料でできるのでおすすめです。
次は入門者用書籍がいい
progateはとっかかりとしては最適ですが、progateをやっていても実戦的な技術はほぼ身に付きません。
選んだ言語の入門者用の書籍を購入して一通りやってみるのが良いです。
一点注意なのは、プログラミング業界の流れが早いために、古い本を選んでしまうと使えない方法を学んでしまう可能性もあります。
amazonなどで比較的新しく、かつ評価の内容を読んで良さそうなものを選ぶといいでしょう。
そのままネット購入するのではなく、書店で実際に自分の目で見てみることもおすすめしています。
最後はググりながら実例を
実は本を読んで学んだこと、作ったものもほとんど実戦では役に立たなかったりします。
ただ本は体系的にまとまっているので、その通りに進めると効率的に学べますし、本ではこうだったのに何か違うなと気付けるようにもなります。
そこまでいけばあとはネットでググりながら自分の作りたいものを作っていく作業をこなしていけば大分実戦に近いです。
普段見ているwebサイトや普段使っているwebサービスを作ってみたらどうでしょうか?商品購入ページの模写や、ツイッターを使っているのであればツイッターのようなものを作ってみるなど。
転職するためには何が必要?
必要なものはただ一つ「実績」です!
実績って何?
と思うかもしれませんが、上記のように学びながら実例を真似て作ったものが実績でOKです。
実際に公開作業を行ってURLを提出することで良いと思いますが、実際のサイトを見てもらうことが難しそうな場合はPDFなどにまとめたポートフォリオ(作品集)の提出でもいいでしょう。
採用試験の中にコーディングなどの実作業がある場合もありますので、そういう場合は実力を示すチャンスです。
ポイントはただ出来上がればいい、というわけではなく見やすく読みやすい、後で編集がしやすい綺麗な作りになっていることですね。
この辺ができていると採用にぐっと近づくのではないかと。
まとめ
未経験からIT業界への転職を目指す人のおすすめのプログラミング言語は
- HTML・CSS・JavaScriptを学んでwebデザイナーを目指す
- PHP or Rubyを学んでwebエンジニアを目指す
- Swift or Kotolinを学んでアプリエンジニアを目指す