webエンジニアの年収について気になっているあなたへ、実際に企業に雇われwebエンジニアとして働いてきた私の経験からお伝えします。
webエンジニアの年収は低い？
何をもって低いと判断するかによるかと思いますが、webエンジニアは年収が高い分野の職種ではないと思います。
例えば医者や弁護士が年収が高い分野の職種と言えるでしょう。それらと比べれば全く年収は高くありませんので低いと言えます。
ただ低い分野でもないと思います。いわゆる普通の範囲で稼げるのがwebエンジニアと言えるでしょうね。
その代わりwebエンジニアとして得た知識や経験は個人でwebサイトなどを運営する際にも役立ちます。
副業も含めると最強の年収になる場合も有り
もしあなたがwebエンジニアの年収が低いからなることを諦めるのであれば少し勿体ない気がします。
webエンジニアとして一通りの経験を積むと自分でwebサイトやwebサービスを作成して公開するなんてことは余裕で出来るようになります。
もし人気サービスを作れたら…月収100万円以上くらい稼いでいるクラスの人であればざらに存在します。
私もそこまではいけてませんが、一時瞬間風速ですが月60～70万くらいは稼げたことがありますよ。
相場はいくらくらい？
よほどのことがなければ400万円～500万円程度に落ち着くと思います。もちろん未経験なら300万円からのスタートになることもあるでしょう。
残念ながら企業に雇われでwebエンジニアをやるのであればほぼほぼこのあたりが限界値だと思います。
600万円クラスも存在はしていますが、誰もがそこになれるかというとかなり厳しいですね。
現実的に実現可能な範囲としての相場は400万円～500万円程度でしょう。
相場は崩れる
よくあることですが、業績低迷につきボーナスカットなんて話がありますよね。
よくある相場は夏冬のボーナスがしっかり出た上での相場であり、ボーナスがカットされれば下手すれば数十万円ダウンも考えられます。
なので相場はある程度気にはしますが、そこまで気にかけない方が良いと思います。
気にするとしたらちゃんとボーナスが出せるくらい今後も業績の好調を維持できそうな起業かを気にすることじゃないでしょうかね。
分布はどうなってる？
駆け出し300万円代～中堅・ベテランで400万円～500万円くらいが八割方といったところでしょうね。
とはいえ正直分布を気にしてもほとんど意味ないです。webエンジニアだからこのくらいどこにいっても稼げるという保証はないです。
去年まで好調で給料もボーナスも多かった企業が今年は低調でボーナスカットなんてこともあるでしょう。
年収が気になるならwebエンジニアの年収の分布を調べるよりも、好調を維持できそうな事業を行っている企業を選ぶ目を養った方が得策かと思います。
技術力は関係ないこともある
webエンジニアとしての技術力が高ければ高いほど高収入になれるようなイメージをお持ちかもしれませんが、意外とそんなこともないです。
超優秀な人が別の会社に転職するだけで圧倒的に年収がダウン、または並みのエンジニアが別の会社に転職するだけで年収がアップなんてことはざらです。
なので最低限エンジニアとして働けるようになるのは大事ですが、そこからは企業選びが重要かもしれませんね。
最初は企業を選んでいられる状況じゃないでしょうから、企業を選べるくらいの実力者にはなることが前提条件にはなります。
20代ではいくらくらい？
新卒では300万円代がほとんどかなと思います。とはいえ300万円代前半というよりは中盤から後半くらいは稼げるとは思います。
しっかり正社員になってボーナスも出るようになってからはギリ400万円に届くようには数年でなれるんじゃないかと思います。
なので割と長めに働く気持ちで、将来が有望そうな企業をできれば選ぶ方が良いです。
ただ仕事に就くためには選り好みしてられないという場合もあるでしょうから、そこはある程度ケースバイケースですね。
私の場合
2年生の専門学校卒業後に20歳ですぐ働き始めたのでその当時はもちろん年収300万円代でした。
ボーナスがしっかり出て年収400万円を超えられたのは確か26～27才くらいだったと思います。
30代を超えてからは年収400万円を下回ったことはなかったはずです。年齢が大事なわけではありませんが、同じ企業では初級していくのである程度年齢でも判断できますね。
普通にいけば30歳までには間違いなく年収400万円は超えられるし、出来る人ならもっと昇って500万円代も全然いけると思います。
1000万円稼ぐことも可能？
日本のトップクラスの実力者になれるということであればいけるのかもしれませんが、雇われのwebエンジニアで年収1000万はまぁほぼ実現不可能なレベルです。
1000万を目指すのであれば本業の収入は最低限確保しておき、夜間や休日に副業をした方がよっぽど可能性があると思います。
それもまったく簡単でありませんが、いくら同じ企業内でどんなに頑張って最高の結果を残しても何百万も年収が上がることはないでしょう。
それであれば自分で稼ぐ方が手っ取り早いです。
フリーランスという道もある
企業に雇われていると最悪仕事が無くても給料は保証されますよね。一方フリーランスは仕事が取れなきゃ収入は0です。
その代わり費用はまるごと自分の利益になりますのでそれだけで倍は稼げるようになるエンジニアも多いです。
実は私も数年フリーでやっており、その時の年収は600万円ほどでした。
が、年金や健康保険がダイレクトにかかってくるので結局福利厚生のしっかりした企業で働くのとそこまで大きく変わらないかもなぁという印象でした。
企業勤めの利点もある
仮にあなたが有給で休んでも仕事は回りますし、有給のある範囲であれば給料が減ることもありません。
そして年金や健康保険料などを半分程度企業が持つなど福利厚生面のメリットがあります。
これは奥さんやお子さんなど扶養する家族がいるひとであればなおのことメリットになってきます。
なので一概にフリーランス万歳とは言えないのでおすすめできませんが、独り身で自由であればフリーランスに挑戦して年収を上げるのも有りかもというお話でした。
まとめ
というわけでwebエンジニアとしての年収について書いてきました。
何度も書きますが、同じ実力者でも企業が違うだけで年収が変わってくることも大いにあります。
最初はとにかく働くことを目標にしてもいいですが、次は自分でどの企業からも雇ってもらえる実力者になることを目指すのが良いと思います。
ころころ会社を変える必要はありませんが、条件の良いところを選べる方がもちろん有利です。
企業勤めから解放される
webエンジニアを極めればここを目指せるのも利点だと思います。
自分でwebサイトやwebサービスを作成して稼げるなら、企業に勤める必要すらなくなってきます。
家族がいたりするのであまり気軽に辞めることはおすすめできませんが、一人で独立しても稼げるようになることは目標にして良いと思います。
いろいろな形へ発展できるwebエンジニアは素晴らしいと思うので、是非目指してみてください。