すべて無料でPHPの勉強をする方法を探している方が多いようなので、その姿勢は気を付けないとうまくいかない場合があるということを説明させていただきます。
無料で勉強する方法はあります
もちろんすべて無料で勉強する方法はあります。むしろ基本的な勉強が終わったらあとはネットで調べて解決するだけなのでお金なんてかかりません。
問題は基礎的な部分をどう身につけるか?ということですがここから既に全部無料で片づけるとなると1から10まですべて調べる必要があります。
例えばこの部分はこのサイト、あの部分はあのサイトといった具合に断片的な情報をすべてつなぎ合わせて自分で体系立てて理解する必要があります。
PHPというものがわかっていない状態なのに、自分で必要な知識を体系立てて拾い集めるというのは相当難しい作業になると思います。
無料で勉強する方法の例
例えばドットインストールやprogateなど入門編は無料で学習できるサイトがあります。調べればいくつかサイトも見つかるでしょう。
もちろんこれで理解できればそれでOKです。無料での学習は成功といっていいでしょう。どうせ無料なのでとりあえず試してみるというのはありだと思います。
この場合の利点はもしどうしても肌に合わない、やっぱりやっていけそうにないとなった場合に諦めても金銭的な損はないことです。
ここである程度理解出来てやっぱり一通りを体系的に理解したいなと思った場合にはチャンスです。
とりあえず入門書を一冊
入門書は一冊2000円~3000円はします、もちろんそのお金を無駄にしないようにちゃんと買う本は書店で立ち読みしてから買ってください。
ネットで実際に読みもせずに買うことだけはやめた方がいいです。どんなに評判の良い本でも文字の大きさやレイアウトなどどうも自分に合わない本というのも多いので。
この本を一冊通しで勉強をやり切れるかがPHPを勉強する上での第一関門になります。ここで挫折する人も多いです。
乗り切れればおそらく簡単なサイトは作れるようになりますし、乗り切れなかったところで長い人生プログラミングは合わなかったというだけの話なのでさっさと他の道を探しましょう。
本を選ぶ上での注意
さきほど書いたように絶対に自分の目で実物を見てから買うこと、初日は色々見すぎて迷って買えないなんてこともあると思いますがそれも良しです。
次にPHPを含めプログラミング言語のトレンドの流れはとんでもなく早いので5年前の常識なんてまったくの時代遅れになっている場合があります、なので年数は新しい本が良いです。
新しければ新しいほど良いというわけでもないので何とも言えない部分でもあるのですが、3年以内くらいの中で評判の良いものを選ぶのが無難かなと。
あとは内容は部分的なリファレンスではなく、一つのサイトを一貫して作ってみるという内容のものを選ぶのが良いです。リファレンス本は正直ネットで調べれば十分です。
おすすめの手順
個人的には最初から入門書を一冊、ですがそこで適性がなくてやめてしまうと書籍代が損と感じるのであればまずはドットインストールやprogateでPHP入門をやってみていけそうか試してみる。
それで問題なければ次こそは入門書を一冊通しでやってみる。つぎに簡単なサイトでも良いのでオリジナルのサイトを作ってみる。
慣れてきたらフレームワークを利用した開発を行ってみる、PHPであれば現状Laravelというフレームワークを使っておくのが無難です。
最終的には作ったサイトを公開して転職時にURLなどで実績としてアピールする、こんなところですね。
まとめ
無料で全てを勉強しようとするなんて無茶なことなので、入門編で適性を調べるくらいにして、いけそうならさっさと入門書で一通りの勉強をしちゃいましょうというお話でした。
入門書の2000円~3000円くらいはさすがに出しましょう。そこで基礎が身につけばあとはネットでやりたいことや解決したいことを調べるだけで無料でほぼ全て解決できるようになりますので。