IT業界への転職を考えた時に、web系を目指す場合にまず勉強することとしてHTMLとCSSがありますね。割と簡単な方なので誰でもできる部類だと思います。
この辺を勉強しただけで、転職時のアピールとして有効なのか？その場合成果物の提出方法はどうすればいいのか等を書いていきます。
HTMLとCSSは転職時のアピールになるか？
目指すところにもよると思いますが、プログラマーあたりを目指すのであればHTMLとCSSはほぼほぼアピールとして役に立つことはありません。
唯一webデザイナー系の職種であればアピールになる、というよりも必須スキルと言えるでしょうが、それでもよっぽどのことができなければ飛びぬけたアピールにはなりづらいでしょう。
HTMLコーディングの仕事であればワンチャンスあるかもですが、HTMLコーディングをメインの正社員募集ってほとんどないんですよね。
というわけで残念ながらHTMLとCSSをやっただけでは弱いです。もう一歩先のことができるようになりましょう。では何をすればいいか？
デザイン方向に伸ばす
プログラミングよりはデザインの方向に興味があればデザイン方向にスキルを伸ばしていけばいいです。いわゆるwebデザインナーですね。
私はデザイナーではなくエンジニアなので実体験ではないのですが、エンジニアとしてデザイナーとよく打ち合わせはするので何となくはわかります。
webデザイナーとしてのスキルを磨くと正社員としてはもちろんですがフリーランスとしては最強かなと思っています。
ロゴ作成とかもできるとさらに仕事がたくさんですよね。プログラミングのロジックとかよりもデザインの方に興味があるなら実践して損はないです。
エンジニア方向に伸ばす
私はこっちのタイプです、デザインのセンスはほとんどなくロジックを組む方が得意です。同じような感覚の方はエンジニア方向にスキルを伸ばす方が良いでしょう。
HTMLとCSS学んだということであればweb系なので、次に目指すところとしてはPHPかRubyの習得です。好きな方で問題ないですが個人的には最初はPHPでいいんじゃないかと。
色々ありますが私の周りではPHPの求人の方が多く、かつ今一番使われているWorpressがPHP製というのもありますしね。
迷うならとりあえずどっちもやってみるか、自分が就職しようとしている地域の求人数どっちが多いかとか見てみると絞れると思います。
成果物の提出方法は？
いざ企業に応募するとなると職務経歴書などに成果物のURLを貼るという提出方法になるかなと思います。ではそのURLをどう用意するか？
一番それっぽいのはGitを利用してソースコードを上げてURLでページも見れるようにしておくということになるでしょうね。
Gitは今の開発現場のほとんど使われているソースコードの管理方法だと思いますので、慣れておくのも良いアピールになるでしょう。
Gitの使い方は今後書こうかと思いますが、まだ記事がないので別途検索してみていただければと思います。
独自ドメインの取得と公開
Gitももちろん有効ですが、おそらくそれはほとんどの応募者がやっていることだと思います。一歩進んで独自ドメインの取得と公開をしてみるというのもいいと思います。
webに関わるものとして独自ドメインの取得とサーバーの設定等を行って実際に何かを公開・運営できるスキルというのも良いアピールになります。
サーバーはLinuxから構築しないまでもレンタルサーバー等でも良いと思います。実際にwebの土俵で戦っている人材は貴重かと思います。
アクセスを集められている、人気がある、SNSでうまく広報できているとかがあるとなお良しですがちょっとハードルは上がりますね。でもアピールポイントとしては最強かと思います。
人気が出れば収益化も可能
ちょっと転職とは話がずれますが、人気のあるサービスを作ることを目指すことはもう一つのメリットがあります。
それはもし人気＝アクセスが集まれば個人的に収益化も可能ということです。代表的なものでいえばアドセンスですね。どのブログにも設置されているのではないでしょうか。
他にはアフィリエイトなど、アフィリエイトというと世間的には悪のイメージですが要は広告です。とはいえ日本では広告も悪とされる風潮があるので何ともですが。
望まない広告を無理やりにというのが良くないのであって、適切な広告を適切な方法で提供する分には問題ないですね。
まとめ
最後は話がずれてしまいました。HTMLとCSSだけでは残念ながら足りないのでもう一歩進めましょうというお話でした。
HTMLとCSSをやるというところまでは動けたなら、確かに難易度は上がりますが次のステップにも挑戦できると思いますので、まずは挑戦してみるのが良いと思います。