未経験でIT業界に転職する際にポートフォリオは必要か?何を作ればいい?

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未経験でこれまでの業務経験がない場合、実績としてアピールできるものがないので何か自分で作成してポートフォリオとして提出すると良いアピールになります。

ポートフォリオは必要か?

もちろんあってアピールできるにこしたことはありませんが、それをアピールする機会がない、なくても採用してもらったという場合ももちろんあります。

とはいえ何かを作っている・作ったことがあるという実績の話は最低限必須だと思いますので、アピールするしないはさておき何か作ってみるという経験は必須です。

一度実際にやっておくと面接の際の質問などにも答えやすいですし、この人は実務でも役立ってくれそうだなと思われるはずです。

あとはポートフォリオの提出どころかコーディングテストがある企業なんかもあるので、何をすればいいかは応募する企業次第ですね。

ポートフォリオ提出時の注意点

例えば自分の作ったwebアプリをURLで提出し実際に見てもらう場合、きちんとした作りになっているかを実際にチェックされる可能性が高いです。

これは昔の自分の話ですが、作成したwebアプリをポートフォリオで提出し、数日後に登録されたデータを見たところテストデータのようなものが登録されていました。

全て空白で登録できないようにエラーチェックがきちんと行われているか、セキュリティ的に問題のあるテキストを入力してもしっかりエスケープされているかなどがチェックされていました。

もしこの辺で穴があるものを作ってしまっていたらその時点で技術力不足と判断されてしまう恐れもあるので、作るものはしっかり作っておいた方がいいです。

どんなものを作ればいいか?

既にあるサービスの基本的な機能を模倣すれば大丈夫です。例えばwebの話でいえばデータの違いこそあれ結局入力(インプット)と出力・表示(アウトプット)なだけなんですよね。

何かを入力して、そのデータを活用して何かを表示する、あとは少しのアイディアか既存サイトの模倣なんかで作るべきものは見えてくると思います。

アプリなんかでも例えばゲームなら作りたいゲームのシンプル版を作ってみればいいですし、ツール系ならそのものずばりを作ってみればいいです。

既存のサービスは既に機能盛沢山かと思うので、そのすべてを真似る必要はないです。基本部分だけ参考にして作ってみると良いです。

他にアピールした方がいいこと

実際に何か作ってみてポートフォリオを提出する以外にアピールすると良いことですが、その企業の開発環境に自分が合わせられることをアピールすると良いと思います。

例えばソースコードの管理にGitを使っている企業であればGitを一通り勉強しておくと良いです。

何のフレームワークを使っているかがわかれば、そのフレームワークを利用した開発を行っておくとかなり有力なアピールになります。

事前に何を使っているかは調べられない場合もあると思いますが、もしメールなどで聞けそうなら聞いてみるのもありです。わからなければメジャーどころを使っておいて面接時に質問し使えるものなら使えるアピールしておくと良いでしょう。

即戦力になれるアピールを

要するに企業に入り次第即戦力として動ける実力・ポテンシャルはありますよというアピールをしておくと良いです。

企業に入ってからちゃんと研修で教えてくれないと困る、というような姿勢ではなかなか受かるのは難しいか、受かっても労働環境の厳しいところである可能性が高くなってしまうかと思います。

アピールした結果入ってから思ったよりできずに苦戦するかもしれませんが、入れさえすれば自分で頑張って調べてプラス相談できる人も中にはいるので相談しつつ解決していけばOKです。

くれぐれも最初から誰かに聞けばいいという感じではなく自分で調べてある程度やってみた結果うまくいかないという形の相談が重要なことだけは忘れずに。

まとめ

ポートフォリオはなくても良いところもあるけども、実際に何かを作ってみた経験を積むという意味では必須。

その際に応募する企業の開発環境で使われている言語やフレームワークなどを利用して使えますアピールもできるようになると良い。

教えてもらうのではなく即戦力クラスで役に立ちますアピールを目指して頑張る。

以上です。