IT業界へ転職を考えた時に、事前に勉強して知識を得ておきたい、面接時にアピールできて有利になるような資格を取りたいと思いますよね。
事前に知識を得たい
転職時に有利になりたいというよりも事前に知識を得ておきたいという目的の場合、事前にどんな職種の仕事に就くことを目指すのかをハッキリさせておくことが重要です。
そうしないと実際の業務に全く役に立たない知識を勉強してしまうことになりかねません。一応汎用的なものとしては基本情報技術者やシスアド、ITパスポートとかですかね。
ただこれはコンピューター概論的な基本であって、まぁ知らないよりは知っておいた方がいいくらいの知識になってくることが多いと思います。
それよりも目指す業界がハッキリしていれば、その業界に特化した資格や何かがあればそれを勉強する方が良いと思います。
ツールの使い方を勉強しておく
知識を得たいということであれば開発周りのツールを使い方を事前に勉強しておくことをおすすめいたします。
例えば今はどんなプロジェクトでもソースコードはGitで管理することが多いです、なのでGitを利用したソースコードの管理方法を勉強したりしておくと実務でも役に立ちますし、さらに面接時のアピールにもなります。
また開発におもにwindowsマシンを使っているか、macでの作業になるのかなどを調べて事前に使いこなせるようになっておいたりですね。
それ以外にもどんなソフトウェアが現場で利用されているかを調べられれば、それらの使い方を調べておくと良いですね。
面接時にアピールして有利に進めたい
面接時に勉強してきたことをアピールするなら何か資格を取るよりも、何か一つアプリケーションを作成してくることをおすすめします。
ハッキリ言って実務に勝る資格はありません。のでつたないなりに何か作ってみることの方がよっぽどアピールできます。
URLなどで直接アピールできればいいですが、もし難しい場合は印刷した紙媒体でのアピールでも、もちろん大丈夫です。
特に持ってくるものに制限はかかっていないと思うので、アピールできるものは何でも持っていきましょう。
作ってみることで適性をはかれる
実際に作ってみることはもう一つ利点があります。それは自分に合っているか、やっていけそうかを把握することができるということです。
何からやっていいかわからないという悩みにまずぶつかると思いますが、それは初心者向けの入門書を一冊買うことで解決できます。
これを一冊やってみて「何とかいけそうだな」と思うか「これは到底やれそうもない」と思うかは結構重要だと思います。
よくあるパターンはなんとなくIT業界に入ったものの、実際にプログラムを書いてみたら全くやれずに結局辞めていってしまうパターンです。
適性をはかっておくことの重要性
一つは上にも書いた通り、入ってからやっていけなくてすぐに辞めることになることを避ける為です。
既に仕事についているプログラマー・システムエンジニアにも適性はあります。例えばweb系のエンジニアが急にアプリを開発しなければいけないことになって挫折した例を見たことがあります。
このように一口にIT業界と言ってもやることは様々、既に働いている人間でさえ種類が違えばまったく歯が立たないことも考えられます。
なので最初に何系を目指すのか?そしてそれに関する勉強と開発を実際にやってみてやっていけそうか、適性をはかってみるということが有効です。