パソコンを使った作業はほとんどやったことがない素人ですがIT業界に転職できますか?という疑問に今回は答えていきたいと思います。
大前提として
「パソコンを使った作業をほとんどしたことがない」というのがたまたまやらなかっただけなのか、それとも苦手=嫌いだからやらなかったのかということがものすごく重要です。
やってはみたけどうまくいかなかった、苦手意識がある、やっていても楽しくない、興味が無いという場合はとてもではありませんがおすすめできません。
確かに今IT業界はニーズも高く魅力的な転職先にうつるかもしれませんが、所詮プログラミングなんてやりたいことを実現する為の手段でしかありません。
それができなくても今後有望な業界はいくらでもあるので、自分が興味のある分野や業種で自分の才能を生かせる道を探すのがおすすめです。
逆に見込みがあるのは?
パソコン自体が苦手で興味がないの逆ですね、パソコンを使っていろいろやってみるのは好き、興味があるということであれば可能性はあります。
しかしいくらパソコン好きでも簡単に挫折するのがプログラミングの世界です。よく趣味は趣味のまま仕事にしない方が良いなんていいますがそんな感じですかね。
確かにIT業界にプロとして入るには使うのが好きというだけではまだ足りません。使うのが好きで自分もこういうものを作ってみたいというくらいまで入り込めるものを探しましょう。
SNS好きであればWeb系でSNSのようなWebサービスを目指してもいいですし、ソシャゲ好きならスマホアプリの作成を目指してみてもいいと思います。
ガチゲームだけはちょっと注意
これは実は私の話なんですが、昔からゲームが好きで中学生くらいからゲームプログラマーを目指していました。
それ系の学校に入りそれ系の企業に就職しようかな、というところまできたのですが二つの問題にぶつかりました。
- ゲーム業界の開発で求められるスキルはかなり高い
- ゲームプログラマーの労働環境は徹夜や休日出勤など過酷
色々調べるうちにこのあたりが判明してきました。
確かにゲームは好きで子供のころからずっとやってきたけど、ここまでの苦労を乗り切れるか?
出した答えとしては毎日の残業や休日出勤をしてまでゲームを作りたいとは思わない、むしろ残業は少ないところ、休日はしっかりあるところでその余暇を利用してゲームを楽しみたいという結論になりました。
当時はADSLが登場しweb系がかなり熱くなってきたところだったので、試しにHTMLでサイトを作ってみて面白そうだなと思ったこともありそこでweb系のエンジニアにシフトしました。
理想と現実の間で
このように作りたいものはあるものの、その分野の労働環境や必要スキルを考慮して道を調整する必要がある場合もあるとは思います。
それでもゲームへの情熱でゲーム業界に飛び込んで戦うのも正解ですし、他分野でゲームは趣味として楽しんでいくのも正解ですよね。
とはいえ現実的に全くの初心者が目指しやすいのはWeb系、難易度は上がるけどもののスマホアプリ系が妥当なところかなと思います。
据え置きのガチゲームは音楽・グラフィック・シナリオ等、一人では作れないというところがネックになってしまうんですよね。
まとめ
最初の質問「パソコンを使った作業はほとんどやったことがない素人ですがIT業界に転職できますか?」に対する答えは
- パソコン関連の作業自体が嫌い、苦手意識があるなら厳しい
- パソコンをいじるのは好き、興味はあるなら努力次第
となりますね。
個人的には突然東大に入るとかそんなに難しい勉強ではないかなと思っていますので、いけそうだと思うなら是非挑戦してみてください!