プログラミングの学習をオンラインでやるのはやめた方がいいって話

online プログラミング

今やwebサイトやアプリなどでプログラミングの学習ができる便利なものがたくさんある時代です。

でもこれってうまく使わないとある落とし穴にはまって出られないことになることがあるので注意する必要があります。

オンライン学習の落とし穴

始めに言っておきますがオンライン学習が悪いと言っているわけではありません。むしろ効率的に使えばメリットも多いです。

その上でオンライン学習だけやっているとはまってしまう落とし穴として、それだけで実務レベルのスキルは身につかないというのがあります。

実務レベルとは何か作りたいものがあって、それを0から作り上げることができる能力のことになります。

用意された課題をクリアするだけのオンライン学習ではここが絶対に身につきません。

オンライン学習にハマってしまう罠

用意された課題をクリアしていくだけのオンライン学習をやり、それで学習が終わった気になってしまうとまずいです。

もしくは他のオンライン学習を始めてまた、ただ課題をクリアするだけのオンライン学習のループに入れば目も当てられません。

大事なのは0から作れる力、用意された課題をクリアする能力ではありません。

何となくどんな感じかをつかむくらいの利用に抑えるのが効率的なオンライン学習の利用方法だと思います。

最初の入り口に利用するべき

まったくやったことのないプログラミング言語を学習するにあたり、それがどんなものなのかをざっくり把握したいという場合にはオンライン学習は便利です。

大抵は深い内容になると有料ですが、無料で学べる範囲に初級編があることが多いのでまさにうってつけになります。

入り口の学習に利用して、何となく感じがつかめていけそうなら自分で次の学習なりに進むのが効率が良いかと思います。

もちろん一番大事なのは何かを自分で作ってみることです。

学習の次は実践あるのみ

そもそものプログラミングの学習というのには終わりがありません。でもゴールはプログラマーとして就職・転職するという目的等があると思います。

その為に必要なことは学習というより実際に実績となるものを作ることです。

webエンジニアであればそれはwebサービスですし、アプリエンジニアであればそれはアプリということになるでしょう。

正直、学習は一日で済ませて、二日目から実際にモノをつくる実践に入ってもいいくらいだと思います。

学習と実践を同時に行う

そこでおすすめなのは何かを実践的に作ってみる入門書です。オンライン学習でもなくはないですが、大抵は一部分だけになります。

なにかを最初から最後まで一貫して作る作業を体験してみるのが最初の経験としては重要です。

できるだけ実践的なモノを作ることの流れを一通り網羅しているような本を書店で立ち読みなどして探すことをおすすめいたします。

他のものでもそうかもしれませんが、プログラミングの学習書は実際に手に取って中身を見て決めるべきだと思います。

実践すると壁にぶつかる

まず確実に実践的なモノ作りを開始すると本には書いていないような問題にぶつかります。書いてある通りにしてるのに動かないとか、書いてあるようにはできないといった感じですね。

その時にどうすれば解決できるか?ということですが答えは「検索すること」ただ一択です。

qiitaなんかのサイトでもそうですが、技術的な内容を記事にして公開してくれている人は多いです。私もよく参考にさせていただいています。

そういった情報を探して情報を収集して問題を解決する能力は現場でも最も必要な能力なので、ぜひ磨いてみてください。

何がわからないのかわからない

一番重要な解決策は検索することですが、そもそも何がわからないのかわからなく、何と検索していいのかわからないという場合もあるでしょう。

その場合は知恵袋のような質問サイトで状況を説明し、文章で誰かに聞いてみるということをしてみてもいいと思います。

プログラミングで起きた問題で一番多いのは何かエラーメッセージが出る場合だと思いますが、そのエラーメッセージを検索してみるというのも有効です。

あるいは何も動かない、真っ白になる、真っ黒になるといった状態+言語名で検索するのも有効ですね。

まとめ

オンライン学習は便利な部分もありますが、それだけにハマっているといつまでも実践的な内容にすすめませんよというお話でした。

プログラミングは目的を達成するための手段であって、手段の学習がメインになってしまわないように注意するのが重要だと思います。

是非プログラミングをうまく活用して、あなたの目的を達成してみてください。