まったくの別物です
はじめに理解しておいた方がいいこととしてプログラミングとwebデザインはまったくの別物です。以下違いを見ていきますね。
プログラミング
ゲーム機やパソコン向けに開発を行うプログラミングもありますが、webデザインとの対比なのでwebアプリのプログラミングについて解説しますね。
みなさんが使っているgoogleなどのサービスでユーザ登録でメールアドレスやパスワードを入力して新規登録したことがありますよね。
入力されたメールアドレスやパスワードを安全に処理しデータベースへユーザー登録を行う、さらには入力されたメールアドレスとパスワードが正しければログイン処理を行う。
こういったサーバサイドでデータを扱う処理を構築するのがwebプログラミングです。デザインはwebデザイナーが既に構築しており、そこへデータを組み込んでいく、もしくはシステムにあったテンプレートへと置き換え作業を行います。
なのでwebアプリのプログラマーがデザインまでやるなんてことはまずありません。あるとしたらbootstrapを利用した簡素なモックを作って先行で開発だけ進めておくとかです。
webデザイン
webデザインとひとくくりにしていますが、一からデザインとレイアウトを作り上げるのがwebデザイナー、それを元にHTML・CSSやJavaScriptなどでコーディングを行うコーダーに分かれます。
webデザイナーの中にはデザインもコーディングも自分で行う人が多くいます。私の知る限りではどちらもできる人がほとんどです。
その為コーディングしかできないという人の需要は低下傾向にあると思います。
最初はコーディングから始めてもいいですが、webデザインを仕事にしようとするなら上流工程のデザインの方も勉強していく必要があるでしょう。
どっちをやった方がいい?
プログラミングとwebデザインどっちをやったらいいかっていう話なんですが、やってみて面白いと思う方で大丈夫です。
どっちも仕事レベルまで極めようとすれば相当な努力が必要です、やっていて面白いと思える方じゃないとその努力が苦痛すぎて続きません。
スポーツでイメージするとわかりやすいと思いますがサッカーが好きでサッカーがうまい人が好きではない野球をはじめてもうまくはなりづらいでしょう。
というわけどちらも触り程度の入門編をこなしてみて、面白いなと感じた方を進めていけばいいと思います。
仕事の有無
正社員としての就職、ということであればプログラミングに分があるように感じます。不足しているのはプログラマーの方ですね。
とはいえクラウドソーシングなどで個人がフリーランスとして在宅で仕事をこなしたいということを目的としている場合、webデザインができた方が件数は多いように見えます。
例えばプログラムを利用するような大規模なwebアプリではなく、5ページ程度の企業サイトを作りたいという要望が多いんですよね。
こういう5万円~くらいの案件を自宅でちょこちょことこなしたいなーという場合にはwebデザイン方面で勉強を進める方が合っています。
プログラミングをやるべき人
一概には言えないんですがゲーム好きな人は論理思考が知らない内に身についていると思うので、プログラミング適性はあると思います。
かくいう私もゲーム好きで、それが役に立っているのかどうかは証明できまませんがwebプログラミングのお仕事をしています。
RPGでいうと誰かに話しかける→フラグが立つ→町の外へ出られるようになる
こういったことってプログラミングの論理思考そのものだと思うんですよね。
結論は上にも書いた通り、自分でプログラミングをやってみて面白いと感じる部分があるならプログラミングをやってみたらOK。
なんですが、ゲーム好きだからと言ってゲーム作りを最初から始めるのは難易度高すぎて挫折率90%です。はじめは簡単なものから作りましょう。
webデザインをやるべき人
私はwebプログラマーなのでwebデザインはほぼ素人(HTML・CSSでサイト作るくらいは可)なんですが、自分の周りのwebデザイナーを見ているといくつか共通点があります。
- なんというかオシャレ
- 多分オシャレ自体が好き
- 自分の魅せ方もうまい
超感覚的なことしか書いてないんですが、おそらくそれも間違っていなくて感覚的に美しいものが好きっていう人なんだと思います。
服が好きでいろいろ組み合わせたり魅せ方を考えたり、色々なパーツをうまく組み合わせて以下に美しく見せるかを考えるのが好き。
そういうオシャレさんであればおそらくwebデザインの方が性に合うと思うので、まずは入門編でも何でもいいので試しにやってみてくださいね。
稼ぎたいだけの人
稼ぎたいだけの人というとすごく聞こえが悪いですが、プログラミングを学ぶのもwebデザインを学ぶのも結局は仕事をして稼ぎたいからですよね。
お金を稼ぐ方法は何もプログラミングやwebデザインだけではありません。
月1万円在宅で稼げればいい
これは正直誰でもできます。具体的にいうとクラウドソーシングでライティングの案件をこなす形になります。
例えば簡単な投稿300-400文字程度で100円、経験を踏まえたオリジナルな体験談500文字程度で200円、自分の専門分野を生かした専門的な投稿1000文字800円など色々なライティング案件があります。
簡単な記事で1記事100円とすると月100記事なので日に約3記事~、1記事200円のものだと月50件なので日に約2記事でOKですね。
例えばあなたが医療関係のお仕事をしていて、医療関連のライティング募集が800円くらいの単価高めの募集であればしめたものです。
月13件で10400円なので週3本くらいの記事作成でいけますよね。
もっと稼ぎたい
そこでおすすめしたいのはその学習の過程さえもブログとして公開して、集めたアクセスに対して広告を配置し収入を得るというやり方です。
いわゆるプロブロガーみたいなものですね。あのレベルまでいくのは何年もかかりますが、月1万円~5万円クラスなら誰にでも可能性がありますよ。
詳しくは以下の記事に記載しているのでこちらも参考にしてみてください。
実績として自分のサイトは必須
どのみちどちらの道で仕事いただくにも実際に作成した物=実績を見てもらう必要があるんですよね。
その場所として利用する為にも自分でサイトを作って公開してという経験は役にたちます。
逆に自分のサイトも持っていない、制作実績として公開できるものがないっていう状態で仕事を取るのはほぼ不可能と考えていいでしょう。
あり得るとしたら友人や知り合いなどのコネで簡単なホームページ作成の仕事を受けるくらいですかね。