費用が高すぎる!
プログラミングスクールに通おうと調べ始めて、最初にその費用の高さに驚くかもしれません。
2カ月:148000円+入学金10000円
2カ月:129600円
最低でも13~16万円くらいかかってくるので、そりゃ高いよなぁと思ってしまいますよね。
本当に高い?
プログラミングスクールはどちらかといえば実践的に近い内容を短期集中で行うスクールですが、情報処理系の学科のある二年生の専門学校に通うルートがありますよね。
1年目の費用総合計:1016000円
2年目の費用総合計:1016000円
総合計:2182000円
情報処理系の専門学校であれば2年で200万オーバーは普通です。これを二年の24カ月で割ると1カ月の金額は「90916円」でした。
2カ月で129600のプログラミングスクールなら、1カ月あたりは「64800円」なのでそちらの方が安いということになりますね。
高すぎるというほどではない
以上のことからプログラミングスクールは高すぎるというほどぼったくりな値段ではないことがわかります。
さすがに二年生の専門学校と比べると期間が違いすぎますが、長ければいいってものでもありません。
実際、二年生の専門学校では実務と関係ないコンピューター概論みたいな授業があることも多いです。
コンピューターの歴史なんて知らなくても普通に仕事はできますからね。二年独学で実際のサイトとかを作った人の方ができることは多いかもです。
何カ月通うのが正解?
次にプログラミングスクールにはどれくらい通うのが正解なのかで悩むと思います。
2カ月:189000円
3カ月:239000円
このように通う期間を増やせばその分費用も跳ね上がりますので、どのくらいの期間通えばいいんだろうかということで悩むのもわかります。
ゴールは決めておく
何ができるようになったらOKなのかを決めておかないとどれくらいの期間通えばいいかの答えを出すことはできません。
例えば「自作オリジナルのWebサービスを一つ作る」をゴールとしたのならば、基礎くらいは独学しているなら1カ月でもいける可能性は十分あります。
プログラミングスクールに通う際には、できれば基礎や入門くらいはprogateやドットインストールなどのサイトを利用したり、入門書籍などで終わらせておきたいところです。
その経験がないと何がわからないのか、ゴールまでどれくらいの期間がかかりそうなのかの見積もりを出すことすら難しいでしょう。
時間を作る
費用が高いのでプログラミングスクールを利用する期間は短くしたい!というのは当然のことです。しかしその為には日常的に学習する時間を捻出する必要があります。
例えば平日3時間、休日6時間、勉強する時間を作れる人なら1カ月の短期である程度までこなすことも可能でしょう。
しかし平日ほぼ時間が作れず、休日3時間のみ、というような場合さすがに1カ月では何かモノにするのは難しいでしょう。
なので短期で終わらせるためには、今の生活で日常的に勉強できる時間を作り出せるかにも注意しておきましょう。
その他の費用
プログラミングを学ぶにはその他にも費用が発生することを把握しておきましょう。
スクールに通ったからと言って新品のパソコンが支給されたりすることはありません。なので自分でノートパソコンを購入する必要があります。
もしデザイナーやコーダーでフォトショップやイラストレーターを使うのであればそれらの月額利用料も自分で払う必要があります。
入門書やリファレンス本が欲しいなとなれば書籍の購入費用も必要になります。
まずは一番安い方法で
プログラミングスクールに通うにしても、基本くらいは独学で済ませておくのが通う期間を短くして費用を抑える良い方法です。
なので一番安くプログラミングの学習を始められるように4~5万円くらいのノートパソコンがあればOKです。
progateやドットインストールの無料で利用できる範囲の入門編をやってもいいですし、評判の良い入門書を一冊買って勉強してもいいです。
もしデザイナー系を目指す人はいきなりmac bookを買ってもいいんですが、最低でも15万円くらいしますからね…お金がなくて始められないよりは安くても始めた方がいいです。
パソコンはどれがいい?
私自身が使ったことがあるのは主にDELLのノートパソコンです。職場でもDELLのパソコンが使用されることが多いですね。
DELLのノートパソコンで一番安いモデルも使っていますが、プログラミングをやる程度であれば全く問題ないですよ。
あとは家電量販店のキャンペーンで安く購入できたASUSのノートパソコンも使っています。こちらも通常使用に全く問題はありません。
ただノートパソコンだから当然ですが、画面が小さいんですよね。画面が小さいとコードを書く時に結構不便です。
ディスプレイにこだわる
最近のノートパソコンにはHDMIでの出力端子がついています。なのでHDMIの端子がある24型前後くらいのディスプレイがあると便利です。
家ではそのディスプレイにつないで開発作業を行えば効率が格段にアップします。
ノートパソコンだと縦に短いせいでコードの流れを把握するにもスクロールが多くなり、横にも長くはないので場合によっては横スクロールまで必要になって操作性が下がります。
中古なら8000円くらいでもディスプレイは買えますし、新品でも12980円くらいで買えるのでディスプレイを併用するのはおすすめです。
一番お得な方法
プログラミングスクールの利用において一番お得に利用できる方法です。
- まずは独学で試してみる(この時点でPCの購入費などは必須費用)
- そのまま行けそうなら行かずに済む(スクール費用0円)
- 行かないと一人では無理そうな部分にぶつかる(どれくらいで解決できそうか最短の期間を自分で設定する)
どれくらい期間がかかりそうかという部分が、学習を始める前では全く感覚がつかめずに悩むと思います。なのでやはり最初は自分で独学してみることをおすすめします。
そうすると何となくこれくらいの問題があってこれくらいの期間でクリアできそうなのかなというのが感覚でわかるはずです。
それすらもわからないうちはスクールには長く通う必要が出てしまうのでやめておいたほうが費用は安く済むでしょう。
いきなりスクール
最初から自分にはまったくわからないので、期間も費用もかかっていいので1から全部教えてほしいという場合にはいきなりスクールでも良いかと思います。
しかしその場合に怖いのは、やってはみたけど結局自分にはどうしても合わなさそうだからやめたいという場合です。
もちろん途中でやめたいからといって返金に応じるような親切なところはほぼないと思います。
なので合うか合わないかの初期判定の為にも、やはり入門編くらいは自分で済ませてみるのが良いでしょう。