いざPHPの勉強を始めるにはどうすればいいか?今回はそのことについて解説していきたいと思います。
段階別に考える
最初の段階として大きく分けて二つあります。
- HTMLやCSSも全く勉強していない状態
- HTMLやCSSはある程度できて次にPHPを学ぼうとしている状態
HTMLやCSSも全く勉強していない状態
PHPは主にwebサイト・webアプリを作成する為の言語ですが、webサイト自体はHTMLとCSSによって構築されるためまずその知識が前提条件として必要です。
まだHTMLもCSSもまったく勉強していないというかたはまずはそちらをしっかり勉強してからにしましょう。以下の記事なんかが参考になるかと思います。
どれくらい勉強すればいいかですが、簡単なwebサイトを1枚HTMLで構築できるくらいまでで良いと思います。時間にすると1日2~3時間の勉強を1週間くらいってところですかね。
webサイトを構築するHTMLがわかっていない状態でPHPに進むと二重で苦しくなると思うので、ゆっくりHTMLから攻めましょう。
ハッキリ言ってHTMLはプログラミング言語でもなくただタグを配置していくだけなので誰でもできるレベルだと思いますので大丈夫です。
HTMLやCSSはある程度できて次にPHPを学ぼうとしている状態
HTMLやCSSはある程度できて、いざPHPに挑もうという場合ですね。じつはこれは前回の記事で結構書いてしまいました。
まずは基本的なことを一通りやります。次に自分の作りたいものを作ってみます。作り方がわからない部分が出てくるので調べながら作ります。
勉強といってもこれだけです、学校のお勉強のようにノートにひたすら書くでもなく、問題の解決方法も一つと限られているわけではありません。
むしろ自由な方法で好きなように解決できます(このあたりは良くないとされている方法を使ってしまうなどの弊害もあります)
次の段階
PHPの勉強といってもその程度で、いくつかサイトが作れたら次の段階へと進んでも良いでしょう。
わざわざPHPの勉強なんてするということはwebエンジニア・プログラマーを目指しているということかと思います。
その場合、転職活動を今後していくことになるでしょうから作品集(ポートフォリオ)のようなものが必要です。
特に未経験でアピールできる業務実績がない場合は、自分で作ったサイトなどがアピールできる唯一のものになります。
どんなものを作ればいいか?
まずはデータベースを使ったサイトであること、そして基本となるCRUDの機能が搭載されていること、セキュリティに穴がないこと、基本はこんなところでしょうか。
データベースを使うというと何か難しく感じるかもしれませんが、例えばユーザー登録をしてログインをするようなサイトであればデータベースにユーザーテーブルを作成することは必須です。
PHPとデータベースを使って何ができるかというのは以下の記事に書いているので、そちらも参考にしてみてください。
セキュリティについて考える
アピールするサイトは実際に稼働するURLなどで記載することになると思いますが、採用担当者にチェックされることがあると思います。
正常系の動作はもちろん、セキュリティ的に穴が無いかの確認も行われることが多いです。その際にセキュリティに穴があると採用は厳しくなってしまうでしょう。
セキュリティについて意識しなければいけないことは以下の記事にざっと書いています。
これらの対策をするのにおすすめなのはフレームワークを使うことです。PHPなら現状Laravelが一番無難でしょう。
フレームワークを利用することでセキュリティ的な部分をある程度カバーできます。
もちろん今度はLaravelを勉強するコストがかかるのですが、勉強しておいて損はない知識だと思います。Laravelを利用してサイト作成した記事もあります。
いきなりやるには難しいので、ある程度PHPがわかってきてからで大丈夫です。
まとめ
PHPの勉強についてですが、やはり「学校のお勉強のように教科書や参考書を見てノートに書く」ではなくて実際に作ってみて調べて解決していくというスタイルです。
まずは行動が結構大事な部分ですので、ひとまず一歩動いてみるのがおすすめです。