とある企業でwebエンジニアとして10年以上働かせていただいております。このままweb系を進んで将来大丈夫なのかなぁと不安になることもありますよね。
安泰なんてない
かつて億万長者を生み出したガラケーサイト、顔文字や着うたサイトを運営する個人が何億も稼いだなんて事例もあります。
しかし今やガラケーサイトなんて運営しているところはほぼありません。うまくスマホアプリにシフトできた会社もあるでしょうし、つぶれてしまった会社もあるでしょう。
web系はwebサイトなのでガラケーサイトとはちょっと事情が違うじゃないか?と思うかもしれませんが、何かしら同様の変化はある可能性もあります。
webはアイデア勝負なところも多い
たとえばツイッターってただ文字を投稿するだけですよね、マイクロブログなんて言われていますがただ少し文字を投稿するだけです。
ただ文字を投稿するだけのサイトがそれまでにも無かったのでしょうか?他にもたくさんあったはずです。
それなのに他は淘汰されてツイッターが王者になったのはなぜなんでしょうね、これは私にもさっぱりわかりません。
でも「ただ文字を投稿するだけ」のサイトを見せ方や他の工夫であそこまで人気サイトにできる可能性もあるわけです。
エンジニアはアイデアを実現する
上で何が言いたかったというと、webエンジニアの時代は終わるんじゃないか?というのは人気が出るようなサイトのアイデアがそもそもあるかの方が大事だということです。
サイトの人気が出て、エンジニアを募集し始めた会社に入るのも良いでしょうし、人気サイトを作り出そうと頑張っている会社に入るのも良いでしょう。
エンジニアとしての終わりというよりも、作ったものが本当にたくさんの人に使われて喜ばれるかを重視する方が将来性はあると思います。
自分でアイデアが出せれば最強
もちろん自分一人でアイデアだし、企画から開発まですべてこなせれば割と最強だと思います。
しかし自分なんかがそうなんですが、アイデアを出す時に実装のことを考えてしまい、実装が不可能っぽいことをはなから諦めてしまう罠があるんですよね。
よくあるのは企画チームが企画して、エンジニアチームは開発を行うという作業分担の形式が多いと思います。
もちろん個人でプライベートで何か適当にゆるく考えて作ってみるくらいのことはしてみると楽しいと思います。
アイデアは任せてエンジニアリングに集中する
アイデアだしも全部自分でこなす!とは違い、アイデアは任せて、自分は開発にだけ注力するという職人系統の道に進むことも多いです。
その場合は開発に関わるいろいろなことを広く情報収集しておき、何か作りたいものがある人から相談を受けたら何で実現できそうかを考えて提案できるというスキルが重宝されると思います。
何を使うか、どう作るかまでしっかりかっちり指示してもらわないと作れません、というプログラマー―気質の方はちょっとweb系には不向きかもしれません。
生き残っていくためには
というわけで今後web系でも生き残っていくには、自分でアイデア出しも行うマルチな感じで攻めるか、アイデアは任せて開発のスペシャリストになるか、方向性を決めてその道を極めるように頑張り続けていくことだと思います。