IT業界の求人は数こそ多くありますが、ほとんどは経験何年以上といった具合に条件がついている場合が多いですよね。
まだ業界自体は未経験で、独学で何かを勉強している場合などに、何を経験としていいのか迷うこともあると思います。
経験とは?
基本的にはその業界での仕事を何年か行っていたこと、を前提にしている場合がほとんどだと思います。
つまり業界は未経験で、独学で勉強したことがあるだけという状態の人は、残念ながら対象としていない雰囲気ですね。
しかし中には何年経験していようがスキルの低いエンジニアもいます。なので経験の条件に満たないからと言って諦める必要はありません。
最近では経験何年、もしくはそれに準ずるスキルを独学等で身に着けている方なんて募集もちらほら見かけます。
未経験からは何をしたらいいのか?
誰だって最初は未経験で、そこから何とか業界に入って経験を積んでいった形になります。なので未経験から入ること自体は問題なく可能です。
そして未経験からでも入れる方法ですが、その分野の独学と成果物の作成は必須になります。
逆に言うと何もできなくてもイチから教えますなんてところはどんな仕事がふられるか少し怪しんだ方が無難かと思います(もちろん全部が全部そうではありませんが)
成果物ですが例えばweb系ならwebアプリ、ゲームならゲームアプリを作ってみる、そして公開してみるまでするとポイントは高くなると思います。
事業拡大に伴う募集
基本小さなところは新人を雇って教育している余裕なんかなく即戦力を募集していると思います。
未経験でもチャンスなのは事業や人員拡大に伴う人員募集でエンジニアを増やそうとしているところです。
私も二度目の転職活動の時はそういったところに転職しましたが、6人入った新人のうち4人が未経験の人でした。
育てる手間をかけてでも優秀な人材を増やしたいと思っている企業を狙ってみるのは良い戦略だと思います。
条件は参考程度に
例えば経験年数3年以上となっている募集がどうしても気になるなら応募してみればOKです。どうせ向こうの希望に合わなければ書類選考で落ちてしまうでしょうし。
ただし経験年数はないけども、それに見合う何かをアピールする必要はあると思います。
企業だってカッチリ3年経験していれば誰でもいいわけではなく、3年経験していればこのくらいのスキルはあるはずだという実力の方が大事です。
なのであなたがその実力がある、もしくは業務を通して成長できるとアピールできるならばそういった募集でもチャンスはあるはずです。
落ちて当たり前
私自身、最初の就職から一度目の転職、二度目の転職とすべてのおいて最初に受けた一発目の企業ですんなり通って他は受けていないなんてことは全然ありません。
その都度何社も落ちてきましたし、いくつか受ける中でようやく一つマッチする企業があったくらいの感じです。
なので失敗は恐れず、失敗したとしても気にせず挑戦していけばOKです。
特に東京近郊のお住いの方であればIT関連の仕事が大量にあるので条件は良いと思います(私は地方なので羨ましい限りです)
何をしたいかだけは明確にしておいた方がいい
というか、何をしたいかを明確にしておかないと実績として何を作成してアピールしたらいいかが決められないので必須ですね。
例えばweb業界を目指すならwebアプリを作ってアピールする必要がありますし、スマホアプリを作りたいならアプリを作ってアピールする必要があります。
なんとなくIT業界良さそうだからIT業界入りたいですは絶対失敗しますのでご注意ください。
その中でも何をしたいか、何を作りたいかくらいは絞って、実際に勉強して作り始めましょう。それが転職への一番の近道です。