昔は厳しかったプログラマーの残業・徹夜・休日出勤【今はどう?】

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私がプログラマーとして働きだしたのは約17年前、当時はプログラマーは残業と徹夜が当たり前の厳しい職種と言われ、確かにそんな感じでした(徹夜はたまにしかありませんでしたが)

最近では働き方改革などで残業などを減らす方向に世の中が動いていますよね、実際のところはどうなのかを私の職場回りですが書いてみます。

クリーンになった

本当かよと思われるかもしれませんが、本当に大分クリーンになりました。帰ろうと思えば普通に定時で帰れます(良い時代になった)

ただしこれはウチの会社がそういう取り組みをしているだけではよそでは違うというところもまだまだあるとは思います。

特にゲーム業界のエンジニアはまだまだ残業も休日出勤もしているイメージですね。ただゲームが好きだからと入るには気合と根性のいる業界だと思います。

また多少の残業くらいはもちろんある時もあります、1~2時間の残業すらしたくないという場合は正社員としては厳しいかもしれませんね。

下請けか自社開発か

これは昔からそうなんですが、下請けか自社開発かによってクリーンさが大きく変わることが多い印象です。

厳しさでは下請けの方が納期が決まっており、かつ納期前に無茶な仕様変更などが発生し厳しくなる傾向。

自社開発の方は融通が利くのでそこまで厳しくはならない傾向です(もちろん絶対ではありませんが)

企画から携わりたいとか、面白いことをやりたい系の意識が高い場合には自社開発の企業を探して応募する方が良いと思います。

業務時間外の勉強や検証は必須

趣味で技術情報やニュースを休日にでも調べてしまうというようなそれ自体が好きな方であれば大丈夫ですが、それ以外に方にはわざわざ休日に勉強するのはしんどいかもしれません。

例えば次のプロジェクトで新しいライブラリを利用することになった、土日はそれについて調べたり、なんなら自腹で書籍を購入して学習するなんてことはよくやります。

これは別に会社に強要されているわけではありませんが、実際に仕事で使うとなれば本気で勉強せざるを得なくなるといった感じです。

残業はないクリーンな会社であっても、このあたりのことは普通に行わなければいけないことを覚悟しなければいけない職種ではあると思います。

ただ新しいことを始めていろいろ動かしたりするのは楽しい方の部類の作業なので、ここは苦になることは少ないんじゃないかと思っています。

プログラマー業界を目指しても大丈夫か?

ハードな残業や徹夜を気にしているなら今は大丈夫なところが多いので大丈夫かと、ただし働く先の企業については下請けがメインなのか自社開発なのかなど調べておいた方が無難です。

あとこれはウチの会社だけかもしれませんが、個人のデスクはパーティションで区切られているので基本仕事をしつつ音楽を聴いたり、音やにおいが出ないものであればお菓子を食べながら仕事してもOKです。

作業の時に音楽を聴きながらできるというのは自分にはかなり助かるので、そのへんが大丈夫な職場か聞いてみるのもいいと思います。

労働環境ばかり気にしすぎるのも印象が良くないかもしれないので、自分にとって重要なポイントを絞って面接時などに聞いてみると良いでしょう。

面接時に聞いてみると良さそうなこと

面接時の質問についての話になったので、ついでに面接時に聞いてみると印象が良くなりそうなことについて書いてみます。

それは現状の開発はどんな言語で行われているか、そしてどんなフレームワークを利用しているかなどの具体的なことを聞くと良いでしょう。

もしそれについて自分も何か勉強や開発を行っていればアピールしておくと、この人を入れたら活躍してくれそうだと思ってくれると思います。

残業があるかや作業中音楽を聴いても大丈夫かなどの質問はそれらの質問のついでに最後に軽く聞いてみるくらいでいいのかなと思います。

まとめ

労働環境が厳しい職種だといわれるプログラマーを目指して大丈夫なのかを解説する記事となりました。

現状概ね問題ありませんが、まだ厳しいところもあるとは思うので、一応募集先の企業の業務内容はチェックしておきましょう。

それよりも何よりも自分がやりたいとか、やっていて楽しいと思える部分がある分野を選ぶことが重要なので、少しの残業とかはあまり気にしなくても大丈夫かなと思います。