プログラマーに転職したいけど、徹夜や残業などブラックな職場もあるみたいだし、そういうところは避けて転職したいなぁ、という人に向けた記事です。
派遣・受託・請負どれが良い?
プログラマーの仕事の形態にも色々とありますが、おそらく一番多いのは他の企業から開発依頼を受けて開発するスタイルですね。
その企業に常駐して業務を行う場合もあるし、受託した案件を持ち帰って自社内で開発することもあります。
ブラック=デスマーチになりやすいのはこの他の企業から受けた依頼の場合になりやすいです。それは納期=デッドエンドが決められてしまうからです。
しかし普通に無理のないスケジュールで納期が決められれば特に状況が厳しくなることはありません。ではなぜ徹夜や残業をしなければいけなくなるのか?
無理なスケジュール
私も経験がありますが、最初からほぼほぼ通常業務内では無理な短い期間で納期が組まれている場合にかなりの時間の残業が強いられます。
他の企業から仕事を受けてくるのは営業であることが多いですが、この営業担当がシステムのことをわかっていない場合などに起こりがちです。
こういうものを作りたいと言われて、どれくらい時間がかかるという見積りがある程度は正確にできないといけません。
もしくは先方に押し切られて、または仕事を取るために他より以上に短い納期を提案してしまうなど、他にも色々な事情もあることでしょう。
想定外の問題やバグ
スケジュールは通常業務で何とかなりそうという場合でも、開発終盤=納期間近で想定外の問題が起きた場合には厳しくなります。
根本的な部分にバグが見つかり、かなりの部分を作り直さなければいけない、しかし納期まではあと一か月もないとかそんな場合ですね。
これはある種避けようがない時もありますので何とも言えませんが、いつもはホワイトな職場でも起こる場合もあり得ます。
そのプロジェクトさえ片付いてしまえば解決できる部分でもありますので、そういった場合には何とか耐えて頑張るしかないですね。
結局、派遣・受託・請負どれが良い?
上記の問題はどこでも起こりえるのでこの三種であればどこかにこだわる必要はないかと思います。
問題はブラックであるかよりも、望む仕事ができてその分野のスキルアップができる職場であるか?の方です。
例えば客先常駐の仕事ではサーバーの監視や開発のテスターなどプログラミング自体ができる仕事ではない場合があります。
こういった仕事にあたってしまうとプログラミングのスキルは身につかないまま数年を過ごしてしまうことになり、後々取り返しがつかなくなります。
客先常駐タイプよりは社内開発タイプをおすすめ
そういった理由から、客先へ派遣するようなタイプよりは社内開発を行っているタイプの方の企業をおすすめします。
もちろん客先常駐でもバリバリ開発の仕事もありますので内容をしっかり精査すればそっちでも大丈夫だと思います。
またいくら社内開発とは言え仕事内容は受託する案件によって変わるのでそこはしっかり自分のやりたいこととマッチしているか事前調査は必要です。
ここでもやはり業務形態よりはどんな仕事ができるか、そしてそれは自分の望むキャリアアップの方向なのかを見極めることが重要になります。
大手企業にこだわらない
転職の際にはいわゆる大手企業の有名なところに惹かれることもあるかもしれませんが、そういった大規模なシステムこそ末端の仕事しかやらせてもらえない場合が多いものです。
どうせやるなら上流工程から開発から一貫して経験を積めた方が将来的に役に立ってきます。会社やシステムの規模は大手に限定せずに選ぶのも一つの選択肢です。
ただある程度人気のあるサービスを開発しているところを選ぶのは重要かもしれませんね。
中には人気がなく収益がないのでギリギリのようなところもあるので、そこに入ってしまうと会社自体がすく無くなってしまうということもあるかもしれません。
まとめ
派遣・受託・請負ではどれかという差はそこまでないので気にしない、でも客先常駐よりは社内開発の方が良い。
さらに形態よりも人気のあるサービスの開発に関わっているか、自分の望むスキルアップはできるところかの方が大事というお話でした。
迂闊にどこでもいいから入れるところという感じで入るとプログラマー人生を棒に振ってしまう可能性もあるので注意が必要です。