例えば医者や看護師のように、webエンジニアの仕事に就くには何か資格が必要なのかと疑問に思うことがあるかもしれません。
またはこの資格を持っているとwebエンジニアとして就職しやすい・有利になるなどの資格はないかということもきになるかもしれません。
今回はそのような疑問にお答えする記事になります。
webエンジニアの仕事に就くには何か資格が必要なのか？
最初に結論ですが「webエンジニアになるために資格は一切必要ありません」間違いないです。
むしろ資格なんて持っていても何の役にも立たないです。
例えば医者や看護師というのは国家資格を持っていないとそもそも働くことができません。なのでwebエンジニアにも同じような資格があるかもと思うかもしれません。
しかしwebエンジニアとして働くことに国家資格なんて必要ありませんし、そんな勉強をするくらいならさっさとwebサービスの一つでも作った方が早いです。
情報処理の国家資格自体は存在します
「基本情報技術者」という基本の国家資格があります。ソフトウェア技術者だったりもっと上位の資格も存在します。
基本情報技術者は私も一応持っているのですが、この資格が就職試験時に役に立ったことはほぼありません。
今の会社の採用面接時には「この基本情報技術者って何ですか？」って聞かれたくらいです(笑)
国家資格レベルの資格さえその程度です。現場では資格のことなんかやっておらず、実務で役に立つ技術や新しい技術にしか興味ありません。
webエンジニアとして就職しやすい・有利になる資格はあるか？
採用する企業が何を重視する企業かによりますが、webエンジニアを募集するのは割と新しめの会社だと思います。
そのような企業では資格重視の採用試験を行っていることはかなり少ないと思います。
特にwebエンジニアは「どんな資格を持っているか」ではなく「どんなモノを作ってきたか」の実績重視です。
なのでやはり資格の取得なんて目指さなくていいので、webサービスの一つでも作り上げることに集中した方がいいです。
学歴は必要か？
もちろん無いよりはある方が多少はアピールになるでしょう。しかし無くても全然問題はないです。
自分の学歴では無理かなと悩むのもあまり有効な時間ではないので、気になるなら普通に応募だけしてしまえばOKです。
ただし学歴でアピールできるものがないのなら、やはりどんなwebサービスを作ってきたかという実績のアピールは必須だと思います。
そういう意味でも実際に手を動かしてモノを作る、それを採用時のアピールとしても使うという好循環で回すのが良いです。
webエンジニアに転職するのに有利なものは？
では実際にwebエンジニアに転職する際に何か有利になるようなことはないか？ということですが、まずは上記の通り実際に自分で何かを作っているという実績です。
次にwebエンジニアに求められるのは広く浅く総合的な知識や技術だと思います。
エンジニアの中には言われたものだけ作る、開発だけやればいいという人種が一定割合います。
それも一つのやり方ですし悪いわけではありませんが、webエンジニアの場合は企画から参加できるくらいの一通りをこなせる人材の方が多分評価は高くなります。
どうすれば一通りの技術を習得できる？
これは簡単で、何度も言っていますが実際にwebサービスを作って公開して運用することです。
最初からどんなwebサービスを作ればいいかの企画を自分でしなければいけません。
開発作業はもちろんのこと、実際に公開するにはサーバーのセットアップなどバックエンド側のこともこなす必要があります。
この一連の作業を最初は不格好でもいいからこなせばOKです。意外とここまでやっている人が少ないので、他の応募者から頭一つ抜き出ることができますよ。