PHPを勉強するにあたりサーバーまわりの知識は必須となってきます。ここではサーバとは何かから、関連知識をどう習得すればいいか等を書いていきます。
サーバーとは
PHPはwebサイトを作成する為の言語です。そしてwebサイトはサーバーに置かれ、そのサーバーが公開されてスマホやパソコンのブラウザからアクセスされサイトが表示されます。
つまりサーバーとはwebサイトの置き場、アクセスされる公開場所のことで、結局中身はただのコンピューターになります。
なので自宅のパソコンをうまくやりくりしてそれをサーバーとして公開することも可能です。オンラインゲームなどで自分がホストになったことのある方なんかはイメージしやすいのではないでしょうか。
そのような形で利用されるのがサーバーなのですが、これのセットアップや公開作業、気を付けるべきセキュリティなどが諸々大変なんですよね。
サーバーの知識、最初の一歩
最初の一歩としては自分のパソコンをサーバーにしてwebサイトを作ってみるというのがいいでしょう。追加投資もかかりません。
手順としてはwindowsならXAMPP、macならLAMPをインストールして、自分のパソコン上でwebサーバーとなるApacheを起動させます。
そこでPHPを稼働させてアクセスして正常稼働すればサーバーの稼働検証としては十分です。詳しくは以下の記事で書いています。
サーバー周りの知識としてはこのApacheとデータベースのMySQLあたりを利用することが一番多くなるかと思います。
これらを起動し利用、場合によっては設定ファイルを調整して再起動などを行っていくのがサーバー周りの運用になります。
レンタルサーバーでの練習
自身のパソコンをサーバー化して練習した後は、実際に公開してアクセスできる場所でのサイトの公開を経験しておくと良いです。
レンタルサーバーはお金がかかりますが、広告表示や制限などあるものの無料で利用できるレンタルサーバーもあります。
最初の検証程度ならそちらで十分かと思います。以下はWordpressで無料サーバーを使った例ですが、PHPでの利用も同様に可能です。
レンタルサーバーでは既にもろもろセットアップされているので、実質そんなにやることはなく、予行練習といったところですね。
本格的なサーバーの構築
ここからは業務レベルと変わりないくらいの難易度になってきてしまいますが、サーバーとなるマシンにLinuxをインストールして諸々セットアップするという経験を積んでいきます。
とはいえサーバーとなるマシンは別に購入する必要は無くVirtualBoxというソフトで自分のパソコン上に仮想マシンでLinuxを構築できます。
VirtualBoxのセットアップからの記事は以下になりますので、こちらを参考に挑戦してみていただければと思います。
本番環境はLinuxなので、Windows+XAMPPでやっていると開発環境と本番環境で結果が違うなどの問題が起こりがちです。
ローカルでの開発環境でもVirtualBoxでLinuxを使っておくと、環境間に違いがなくスムーズに開発~公開までを行うことが可能になると思います。
まとめ
サーバー周りってハマると難しい問題が多いので結構苦労するんですよね。上のことを一通りこなすだけでも色々な壁にぶつかると思います。
PHPを利用したwebエンジニアになるには必須級の知識なので、是非頑張って身につけて頂ければと思います。