PHPの勉強を始めると結構な確率で環境構築でつまづいていしまうことが多いようです。今回は環境構築についてどう学べばいいかを考えてみます。
環境構築とは
PHPを稼働させてブラウザ上でwebサイト・アプリを表示するには環境を構築する必要があります。
- Linuxなどのサーバーマシン
- webサーバーとしてのApache
- データベースとして利用するMySQL
- PHP
Linuxの構築は一番最初にやるのは難しすぎるので、例えば自分のパソコンがwindows機であればXAMPPというソフトを入れると上記の物がすべてインストール可能です。
正直最初はこれで十分なので環境構築についての勉強はまずはPHPに慣れてからでOKです。
次のステップ
PHPにある程度なれて、そろそろ本格的な環境構築についても学んでいきたいとなれば、まず一番最初にやることはLinuxのインストールセットアップでしょう。
普段お使いのパソコンではwindowsといったOSがインストールされていることが多いと思いますが、同じようにサーバーではLinuxと呼ばれるOSを入れます。
Linuxは色々な派生があるので好きなものでいいのですが、CentOSなんかが使われていることが多いんじゃないかなという印象です(ただ場所によって全然違うと思います)
ではサーバー機となるマシンを買わなければその勉強は出来ないのか?ということですが、これも手持ちのwindows機があればそのまま無料で勉強可能です。
VirtualBoxというソフトで自分のパソコン上に仮想マシンを作成し、そこにLinuxをインストールして構築していきます。
詳しくは以下の記事などを参考にしてください。
サーバーの構築の実体験で勉強
上記の様に実際にサーバーの構築を行って稼働させてみると良い勉強になります。特にコマンドラインでの操作になれていない場合には最初はつまずくかもしれませんね。
慣れればどうということはない、というよりもコマンドラインのようなCUIの方がやりやすい部分も見えてくると思います。
基本やApacheとMySQLそしてPHPが入っていれば基本的なサイトは作成できると思います。
しかし例えば動画を扱いたい、変換したいなんてことになってくると追加で色々とインストールする必要が出てきます。
yum
ここは各OSについて違うかもしれませんがCentOSについてはyumというコマンドで、デフォルトのパッケージに入っているものであれば簡単にインストールが可能です。
ApacheやMySQL・PHPもデフォルトのもので良ければyumですぐにインストール可能です。セットアップを試した記事は以下になります
場合によってはコンパイルからインストールまでコマンドラインで行わなければいけないものもあるので、そういったことも良い経験になります。
がむしゃらな勉強よりも、やりたいことに合わせてそれを実現する為の環境構築をしていくというのが最も効率的な勉強方法だと思います。
まとめ
環境構築はそれをメインに勉強する、というよりも何か実現したいものがあって、それを実現するにはどんなセットアップを行えばいいかを考えるものです。
まずはPHPの基本に慣れ、その後に特殊なことがやりたいとなればそれに合わせて実際に環境を構築するのが良い勉強方法です。