PHPの勉強を始める場合に、まずはHTMLの習得が前提条件として必須になります。なぜHTMLの習得が必須なのか、どう勉強していけばいいのか等の解説をしていきたいと思います。
HTMLって何?
例によってそんなのわかってるよって方はここはスキップでどうぞ。
HTMLとはwebサイトを構成するためのマークアップ言語です。<>で囲まれたタグによってwebサイトを構成していきます。
例えばページタイトルを設定する時は以下のような形。
<title>ここにページタイトル</title>
実はどのサイトのHTMLもブラウザによりますが右クリック⇒ページのソースを表示で確認できます。
HTMLのコードをまるまんまパクって良いということではなく参考にする程度に確認してみてください。
なぜPHPにHTMLが必要か?
PHPはwebサイト・アプリを作成するための言語なので、必然的にHTMLの知識は必須となります。
極論を言えば最終的にPHPはHTMLのコードを吐き出すだけ。もちろんデータベースからデータを引っ張ってきたりといった処理は行われます。
あまり良くない例ですが1~5までの数字を表示するページの場合で例を見てみます。
HTML
<p>1</p> <p>2</p> <p>3</p> <p>4</p> <p>5</p>
PHP
for ($i = 1; $i <= 5; $i++) { echo "<p>$i</p>"; }
1~5までと短い例なのでどっちでもいいじゃないかと思うかもしれませんが、例えば10万点ある商品一覧を表示するページではどうでしょうか?
10万商品分のHTMLなんて手作業で書いていられないので、PHPで処理をする必要が出てくるというわけです。
HTMLの勉強方法
PHPの勉強はしっかり入門書を一冊通しでやってみることをおすすめしているのですが、HTMLに関しては軽めにでもいいかなと思います。
ネット上でブラウザのみで気軽に勉強したい場合はドットインストールやprogateを使う以下の記事を参考に。
もしやってみて楽しいと感じることがあればCSSも含めHTMLコーディングを一通り学習できる入門書を一冊やってみるのも良いと思います。
PHPのエンジニアといえどもHTMLとCSSくらいは自在に操れて当然という状態に最終的にはならないといけないので。
ある程度できたらPHPの勉強へ
HTMLに関しては難しくないので短い時間でそこそこできるようになると思います。いつまでもHTMLだけやっていても仕方ないので、ある程度できたらPHPへと移行しましょう。
PHPはプログラミング言語の中ではかなり易しい部類ですが、それでも何人も挫折する人は見てきたのでやはりプログラミングを学ぶという覚悟は必要かなと思います。
PHPの勉強方法については直近の記事で書いているのでそちらを参考にしてみてください。
まとめ
PHPとHTMLの関係性についてと勉強方法について書いてきました。
個人的にweb系はトレンドでもあり難易度も他ほど厳しくないのでおすすめの分野です。
今持っているパソコンだけあればすぐに始められて、ブラウザで結果もすぐ確認できるというとっつきやすさもあるので、是非挑戦してみてくださいね。